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子規の俳句の二日目です。

ひたすら全員で朗唱を繰り返します。運動会後ということで、覚えた人には立って発表してもらいました。

立っていざ発表しようとすると、ドキドキして声が小さくなります。俳句の5・7・5が言えても、作者名をうっかり間違ったり、思い出せなかったり、細かい所でミスが出るものです。

そのようなとき、周囲が黙って見守る空気を作らないといけません。このあたりは気をつけて見るようにしています。要は、発表する人だけが表現するのではなく、周囲の友だちも、黙って見守る空気を表現しているという意識を全員で分かち合っておくことがこのような取り組みをする上で重要です。

発表の時間を終えた後、また数回全員で繰り返し、この日の俳句の時間を終えました。秋が深まるにつれ、子どもたちも俳句の世界に共感できる経験がお山の上では続きます。俳句の時間も運動会後のここからが本当の意味での始まりだと毎年思います。

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