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表題のエッセイを以前「山びこ通信」に書きました。

私は日ごろ必要に応じて今の教育書も読みますが、本の知識より自分の感覚を頼りにしています。その際、自分の子ども時代を振り返り、「今」の問題を考えるようにしています。

>>「子どもは大人の父である」考

今日は中学時代の自分のことを思い出していました。中学1年の夏休みは今の園長室の建て替え工事をしたので、仮住まいの場所としてつきぐみ園舎で寝泊まりしたな、などと。

エッセイで言及した家庭教師の上田先生には中学1年から高校3年までお世話になりました。15年前、「山の学校」の中学、高校の部を始めるにあたり私の思い描いたイメージは、当時の上田先生にしていただいたことを「今」の中学生、高校生にしたいということでした。

その後、たくさんの若い先生たちに山の学校で教えてもらっています。そうした先生とお話ししていて感じることは、上田先生にみな似ているということです。

先生は大学を退官後もトンボの研究を続けておられるようです。いつか幼稚園のビオトープに来ていただき、飛び交うアキアカネを見ていただきたいと思っています。

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