今日は8月のお誕生会を開きました。ビデオは静と動をテーマに選びました(ほんとはそんなたいそうなものではありませんが)。「ピングーのつららで音楽」は洞窟の中のつららがキラキラと輝き、やや荘厳なBGMとあいまって、子どもたちからも「きれぇー」という声も出ました。そんな中、いつもはイタズラをし放題のピングーがつららを使って音楽を演奏する、という内容でした。次が「ミッキーの大時計」でした。

今までは、年長児が卒園前に一度見る、「とっておき」の切り札ビデオでした。かれこれ30年ほどにわたって、切り札の定位置を占めてきましたビデオです。

この「大時計」のビデオは、抱腹絶倒、大人も子どもも、笑わずにいられない、たいへん良くできた作品です。

もちろん普段に見て悪い理由はなにもありません。ただ、へたをすると、笑いすぎて放心状態にならないか、クラスに戻ってから平常心を取り戻せるだろうか?とか、考え出すと心配もあります。それで今までは年長児限定で、しかも卒園の直前に見る、というのが慣例となってきたのだと思います(私も今まで深く考えたことはありませんでした)。

なにはともあれ、今日はお山がひっくりかえるのではないかというくらい、みんなで大笑いしました。泣く子も黙る、という言い方がありますが、今日はその逆で、泣く子も腹を抱えて笑い出す、というほどの勢いで、幼稚園中が子どもたちの笑いでいっぱいになりました。

二学期最初のやや緊張も残るこの時期に、腹の底から全体で「笑い」を共有し、良いスタートを切ることができたように思っています。

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