明日はいよいよ始業式です。お山のさくらは今がちょうど満開です。1日2日、早い?おそい?とさくらの開花時期は毎年気になりますが、どういうわけか、幼稚園のスタート時期が例年もっとも見ごろです。

季節の移り変わりはまことに絶妙な時計を備えているようです。古来言われますように、人間の誕生、成長も同じ自然の摂理に支配されているのだと考えてよいでしょう。

一方、「見つめる鍋は煮えない」といいますが、3月末から毎日朝から晩まで桜を見つめ続ける人がいたら「いったいいつになったら咲くんだ」と思うことでしょう。

「そのうち咲くよ」とは思えません。

子どもの成長も同じです。

親はどうしても立場上、子どもを見つめがちです。ちょっと距離を置いてみる、つまり、「見つめる」態度を「見守る」に近づけるほど、親としてほっとできる時間が増えると思います。この「ほっとできる気持ち」が子どもにとっても「ほっとできる」安心と安らぎの源になります。もちろん、言うは易く・・・でありますが。

私自身、つい、子どもたちのことを考えると、教育の話になってしまいました。明日からよろしくお願いします。

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