今日は青空の下で園庭巡りをしました。詳しくはIkuko Diaryをご覧頂くとして、特筆すべきは、年少の子どもたちがしっかり先生のお話が聞けていたことと、年中、年長の両学年が責任感をもって新入園児のエスコートが出来たことです。

「幼稚園=遊具で遊べる」という風に思っている年少さん。なのに、ジャングルジムだとかブランコの前では「使い方のおやくそく」を聞くだけで遊べません。ここから下へ行ってはいけません、等々、その場その場で大事なお約束を聞きながら、園内をぐるっと回る恒例の取り組みは、早く遊びたいと思っている子どもたちにとっては酷と言えば酷です。でも、これをやっておかないと、後々けがをしたり等々があっては困ります。逆に言えば、幼稚園の先生は、子どもたちが一度「おやくそく」として聞いたことはしっかり「おやくそく」として理解し、守るということを信じています。でなければ、このような取り組みをする意味はないでしょう。そして実際子どもたちは大人が思う以上に「約束」を大事なことと受け止め守ります。こうして準備は整いました。いよいよ来週から外での遊びが始まります。

園児たちの行き帰りですが、昨日以上に疲れがたまっていると感じる場面がいろいろありました。今日の帰り道では、ウツラウツラするお子さんも増え、何人かから「おなかへった」という言葉を聞きました(この言葉には様々な疲れの気持ちが込められているものと思われます)。さあいよいよ来週から待望のお弁当が始まります。お母さんお手製のお弁当マジックの力は絶大で、文字通り泣く子も黙るお弁当。青空の下で思い切り遊び、おなかをすかせてお弁当を食べる・・・。よく遊び、よく食べて、よく眠る。こうして新しいお友達と過ごす楽しい時間が増え、やがて緊張も解けていっそう幼稚園生活になじんでいくことでしょう。

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