昨日は好天に恵まれ第63回運動会を無事に行うことが出来ました。ご来場下さった皆様に心より感謝申し上げます。

どの学年も力一杯笑顔で運動会を楽しんでいたのが心に残っています。

今年は台風のために開催が一週間延びましたが、その間、園庭では異学年がペアになってリレーをしたり、玉入れをしたり、いっしょにお弁当を食べたり、さまざまな形で運動会を楽しんで迎える心の準備ができたように思います。

年中、年長児、とくに男の子は勝ち負けに敏感です。その意識をなくすことが答えでなく、それを必要以上にあおることも答えではないと思います。運動会に向けての取り組みの中で、年長と年中がいっしょに「ボール運びリレー」をやったときのこと。学年が違うことによる、勝ち負けより下の学年のペースに合わせて走る意識が年長児に見られたり、逆に年長児の迫力有る走りに合わせようと力一杯がんばろうとする年中児の姿勢も垣間見られたり。

年長児に関して言えば、リレーの形態もさまざまにし、また、チーム編成もさまざまな組み合わせにすることにより、この一週間、どの子も勝つ喜びと負ける悔しさを等しく味わったことが大事だったと思います。

勝負ができるのは相手がいればこそ。運動会の取り組みを通じて子どもたちはたくさんのことを学び、大切な思い出を心に刻むことができました。

なお、今回の運動会は特筆すべきことが一つあります。それは、欠席者がゼロだったことです。体調管理の面も含め、ご家庭の力強いバックアップのおかげと感謝申し上げます。

おかげさまで、子どもたちは楽しい運動会を全員が一つにな成って経験することが出来ました。ありがとうございました。

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