去年の今日はA,B両クラスで見せ合いをしました。今年は発表会の日が1週間早かったので、そうなりました。今年は昨日から立ち稽古です。

せりふはほぼ覚えられています。子どもたちがお客さんの代わりになって舞台の動きを見ます。みんなの前に立って発表するのはどうしても恥ずかしく思うもの。私は押したり引いたりしながら、昨日は両クラスそれぞれ1時間ずつ、今日は30分ずつ練習を一緒にしました。

誰の次に自分が言えば良いのか?これがわからないと、せっかく覚えたせりふでも自信を持って発表できません。次に、誰を見て言葉を発すれば良いのか?ナレーターであれば正面を向いて言えばよいわけですが、他の配役の場合、たとえば、おじいさんならおばあさんを見て言うとか、それぞれのせりふにはそれぞれに相応しい目線というものがあります。そのようなレベルまで踏み込んで、昨日と今日は指導致しました。

実際に子どもたちと取り組む中で、ト書きの内容と変えた点が二つあります。

1)第一場面で、子どもたちは座らない。最初から立ったままとする。
2)第三場面のはじめ。下手から登場するのではなく、最初から、おじいさんも子どもたちも舞台中央に立っている。
どちらも、演技の負担を減らす措置です。かさじぞうをやるのは今回で3回目です。最初に脚本を書いたときは、第二場面がありませんでした(かさうりとのやりとりの場面)。

前回から脚本の内容が増えているので、子どもたちのアクションもできるだけ簡略化できるところはそうしたいと思っています。

それにしても、子どもたちの飲み込みの速さには舌を巻きます。昨日1回指摘したことを、今日はしっかり覚えていて、何も言わなくても、スムーズに身振りができていました。(今日は時間は昨日の半分ですが、4場面中3場面の練習ができました。昨日は1時間で4場面全部)。

関連記事: