昨日は好天に恵まれ無事に運動会を終えることが出来ました。ご来場いただき会の進行にご協力くださったすべての皆様に厚くお礼申し上げます。

今だから言えますが、今年は日程的にハンディがありました。9月は雨が多く、また毎週水曜日は「遊びの日」として練習は一切しませんでしたので、正直言ってお遊戯が間に合うかどうか心配な部分もありましたが(とくに年長児は徒競走やリレー以外、旗体操とお遊戯の二種類の演技に取り組まないといけません)、子どもたちはそんな不安を見事に消してくれたばかりか、じつに生き生きと持てる力を発揮してくれたと思います。

広い運動場での運動会は大人が想像する以上の大舞台であったはずですが、子どもたちは最初の入場行進から最後の閉会式まで、全てにわたって笑顔いっぱいで取り組めました。

年長のリレー。事前に怪我をしたり、当日体調を壊しどうしても競技に参加できなかったお友だちもいました。クラスでは皆でそのお友だちの分もがんばろう!と心をひとつにしたそうです。みんなその人がいると思って力いっぱい走り切りました。勝ち負けを超えて、競技に出られない悔しさを自分のことのように受け止め、みながひとつになって力を出し切った経験は大きな学びであったと思います。

どの学年のどのクラスにも4月から様々なドラマがありました。山あり谷あり。不安な日々も今は懐かしく振り返ることができます。幼稚園は、きっと運動会までが実り豊かな秋以降の取り組みの大切な準備期間なのですね。

じっくり、ゆっくり、温かく見守ってくださった、保護者の皆様にあらためて感謝申しあげます。

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