今日は一学期最後の俳句でした。私は部屋に向かう前に何度も「かさひお」と唱えていきました。一学期に学んだ4句の頭の文字です。「たつぶり そろそろのぼれ ふじのやま 一茶」、「みだれを あつめてはやし もがみがわ 芭蕉」、「るみれば くびすじあかき ほたるかな 芭蕉」、「おぼたる ゆらりゆらりと とおりけり 一茶」。

園児の俳句を紹介するとき、驚くことがありました。Ken君作の俳句:「はいくをね かんがえすぎて わからない」。もう一人の Ken 君(二人は名字が違う)作の俳句:「はいくをね かんがえてたら ねむれない」。今日はもっとたくさんの俳句を紹介したのですが、上の二つの俳句の紹介をわざと最初と最後にしました。そして、子どもたちに二つの俳句には違いがある、それはどこか?と尋ねました。ぼんやり聞いてたら似ていることはわかってもどこがどう違うのか、答えることは出来ません。

Koki 君が「最後が違う」と言い、Sui 君が「片方は『わからない』で、もう片方が『ねむれない』」と正確に答えました。子どもたちの集中力に驚かされました。

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