朝一番で俳句に取り組みました。

最近自作の俳句の提出が増え、子どもたちの成長を実感します。

きょうだいや友だちは定番のテーマですが、一人一人、独自の視点で作品を作るので、いつもハッとさせられたり、心の中で感嘆したり、しています。

皆思い思いの紙に書いて提出します。

先生や親に代筆してもらう場合もあります。

友達の俳句を聞きながら、心の中でさまざまな映像を思い浮かべることを楽しむ子どもたちです。

上の作品はいくつもの作品を冊子のようにたばねて提出した作品の一つ。家族がテーマです。

複数の作品を冊子にまとめることに着眼し、自分も同じようにして提出しようと考える子どもも出てくるでしょうし、こうして誰かが「家族」をテーマに作品を作ると、自分流にアレンジして同じテーマの作品作りに取り組む子どもたちの輪が広がります。

やがて秋が深まれば、「自然」の俳句が増えるでしょう。

5,7,5は無限の可能性を秘めています。

毎年、たくさんの俳句を受け取り、紹介していますが、不思議にまったく同一の俳句はないことに気づき、驚かされます。

時代を超えても子どもたちの声はいささかも古びません。

たとえば、「秋の夜 空気がとっても いいにおい」は二十年以上前のものですが、この句を含め私の心に残る作品はいくつもあります。

さて、俳句を終えて園舎の外に出ると、園庭からにぎやかな声が聞こえました。年中は朝一番で鉄棒に取り組んでいた模様です。続いて園庭に出て、年中児の外遊びの様子を見守りました。

そのときの一コマをえにっきにまとめました。

>>2021-09-28 おやまのえにっき

年少児は同時間帯に森に出かけました。

どの学年も園庭で力いっぱい遊んだり、課題をもって運動あそびに取り組んだり、自然観察をしながらふだんの通園路をたどってみたり、青空の下でお弁当を広げたり、etc.

お山の上の新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで日々の生活を満喫している子どもたちです。

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