今日は第71回卒園式でした。

昨日からお天気が心配でしたが、なんとか晴れ間がのぞくだろうと天気予報を見ながら楽観していました。

でも、今朝目覚めると雨の音。一向にやむ気配が見られません。

結局雨の中の卒園式スタートとなりました。

子どもたちは例年になく大人数でしたが、最後まで集中を切らすことなく、みな立派に証書を受け取ってくれました。

コロナ禍のもと、人数制限をせざるを得なかったため、今年に限り、証書を受け取る場面をビデオに収めました。

URLは動画の編集ができしだい、メール配信であらためてお知らせします>卒園児のご家庭

私からのメッセージは、今ふりかえると少し長かったかなと思いましたが、みな頷きながらよく聞いてくれたのでうれしかったです。

こうして無事に卒園式が終わるころ、外はまだ小雨がぱらついていたようです。

記念写真は室内でとるほかない、とあきらめていたところ(実際椅子を片付け始めていました)、外に出て確認してこられたIkuko先生が明るい声で「だいじょうぶ、雨はやみました」との朗報が。

そういうことで、ぎりぎりのところで全員園庭に出て記念写真を無事に撮影する運びとなったのでした。

今年は園からのお願いで、謝恩会を自粛していただきました。

子どもたちが部屋で最後のクラス会を行い園庭に出てくると、今日はお開きです。

卒園式の終わりは、園庭での自由な歓談の始まりです。

謝恩会は自粛となりましたが、お手製のアルバムと(これまたお手製の)お花は永久保存版です。

記念樹のことについては、(おそらく)Ikuko Diaryでご紹介があると思われます。

私からは一言うれしい補足をさせてください。

記念樹の名前はコンコルディアというもの。

ラテン語で、「調和」を意味します。

ご家庭のコンコルディア(和)あればこそ、子どもたちは笑顔いっぱいで卒園できました。

保護者のコンコルディア(連帯)あればこそ、今日一日が素晴らしい一日となりました。

謝恩会がないという事実によって、どこか、上げた足がおり切らない気持ちになるのが人情というもの。

子どもたちが堂々と証書を受け取る姿をご覧になり、今日お越しのすべての皆様のお気持ちが晴れやかになったとしたら何よりです。

それこそが、あたりまえのようでそうではなく、一番大切なことです。

入園から卒園までの三年間、山あり谷ありの三年間。

常に園とご家庭がお子さまのために一致協力し、二人三脚でやってこられたとしたら、園こそ皆様に「謝恩」の気持ちを声を大にしてお伝えしたいです。

これは教職員一同の変わらぬ思いです。

三年間、本当にありがとうございました。

関連記事: