本日予定通り、年長児向け「卒園記念大文字登山」を行いました。

晴天に恵まれ、汗ばむほどでしたが、子どもたちは元気いっぱい、山頂を目指しました。最後に長い石段があるのですが、みんなで一段一段数えながら登りました。

私は先頭にいたのですが、一番前の男の子が女の子にこんなことを言っていました。「てっぺんについたら、びっくりするよ。目をつぶっとき。」と。女の子はしっかり目をつぶり、男の子に手を引かれて山頂に立ちました。眼下に広がる雄大な京都の街並みは大人でも思わず「おおっ!」と声をあげるところでしょう。満を持して「目を開けてみ」と男の子は得意そうに言います。

女の子の歓声に満足げな男の子を見ながら、保護者も知らない子どもたちの思い出の場面だなぁと感じておりました(笑)。

全員が一服した頃、幼稚園の方を見ると、キラキラ光っています。恒例のことですが、Ikuko 先生が大きな鏡を使って園庭から反射させてくれました。子どもたちは、幼稚園に声が届くと信じて「いくこせんせーい!」と大きな声で呼びかけていました。

帰り道は、疲れていたはずなのですが、みな日頃つちかった体力がものをいうようで、「あるところにたいへんなかのよいキツネの親子が住んでいました。・・・」と、劇のせりふを合唱しながら帰るグループがあちらにも、こちらにも。

Masayuki 君は、この劇の台詞がたいへん気に入っている様子で、最後まで台詞がすべておわっても、また最初から「あるところに・・・」と続けるのでした。

一番疲れてへとへとだったのは、私だったと思います。子どもたちは、待望のお弁当を食べ、クラスで活動をし、いつものように歩いて家路についたのでした。

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