日数を指折り数えるとあれこれ考えますが、ラテン語のことわざに「何かを始めたらすでに折り返し地点」という趣旨の言葉があります。

何かを始めたばかりの時点では、その前後のギャップに身も心も慣れないので大変です。

飛行機の離陸にも似ています。自転車の漕ぎだしも同じです。

『徒然草』に「高名の木登り」というのがあり、これと反対の事を述べています。

いわく、最後が肝心、と。ほっとして油断するのを戒める内容です。

自粛後半戦の今は久々に日本の古典を読んで気持ちを引き締めたいところです。

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