エコーはカラオケでもおなじみ、また、医療の現場でもおなじみの言葉です。

昨日のおさらいをすると、もとはギリシャ神話に出てくるニンフの名前でした。

女神(ヘラ)の怒りに触れて「こだま」に姿を変えられた女性、それがエコーです。

この話題にふれて、「言葉」と題するエッセイをずいぶん昔に書きました。大学の授業で使った資料です。

当時大学生を相手に毎日授業をしていたのですが、どうも何かがおかしい、と感じ始めていて、幼稚園時代に守られていた表現力が、なぜか小学校に上がり、学年が上がるにつれてどんどん減退していくように感じられたことをふまえ、こういう文章を書いて、みんなでこの問題について考える時間を持ちました。

>>「言葉」

「言葉」を大事にする、というと簡単な話に聞こえますが、このことの大事さを今ほど痛感することはありません。

人間は人間であり、機械ではない、ということに尽きます。

関連記事: