今年の年長児は俳句好きが多い印象です。

劇の練習とともに、自作の俳句の提出が増えました。

昨日子どもたちに紹介した園児の俳句に次のものがありました。

むしがふえ チューリップさき いちねんせい

なお、三学期に扱った俳句は次の4句です。

葱(ねぶか)白く 洗いあげたる 寒さかな 芭蕉
梅一輪 一輪ほどの 暖かさ 嵐雪
梅咲いて 喜ぶ鳥の 気色(けしき)かな 芭蕉
鶯(うぐいす)の 啼(な)くや小さき 口あけて 蕪村

子どもたちに、「俳句の練習をいつから始めたか、覚えていますか。そう、去年の4月から、でした。少しずつ、コツコツ取り組んできました。俳句の練習をしないで、いきなり三学期に劇の練習はできたと思いますか?そう、できません。劇では、あんなにたくさんの言葉をたくさんの人の前で、みんなは堂々と発表出来ました。立派でした。小学校に上がって一番大事なのが国語です。教科書を家の人の前で読む練習を続けて下さい。毎日少しずつ練習を重ねたら、学校の勉強で困ることはありません。みなさんの活躍を祈っています」。こうお話ししました。

子どもたちは希望を胸に小学校生活へのあこがれをもっています。どうか、子どもたちの学びが広がり、かつ深まるよう、ご家庭で教科書の音読にお付き合いくださいますよう。

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