子どもにやる気や自信をどうつけさせたらいいか、と考えるのが親心です。

同じ問いは幼稚園の先生の課題でもあります。

このことについて思うところをエッセイにまとめました。

>>「力があると思うゆえに力が出る」

さわりの部分だけ引用します。

大人の常識に照らすと、「できると思うからできる」のではなく、「実力があるからできる」のであり、単に「思うだけではダメだ」となるでしょう。「努力」が強調されるのはそのためです。しかし、これは大人に通用する正論であり、子どもの場合は自信が何より大切で、それさえあれば実力は後からいくらでもついてくる、と私は思います。

子どもは人生経験が少なく、大人の目から見ればできないことだらけです。しかし、大人と違うのは挑戦する心で満ちあふれていることです。「面白そうだ。よし、やってみよう。自分にもできるはず」。これが子どもの自信であり、何かに挑む心がまえです。思えば、赤ん坊のときにも言葉を発したり、一人で歩けるようになったり、子どもは挑戦の連続で成長していきます。しかし、そのような自信や挑戦する心も、いつかどこかでしぼんでしまう可能性があります。あるいは逆に成長と共に自発的な努力を伴いながら、いつまでも輝き続ける可能性もあります。

この違いを生むポイントは何なのでしょうか。

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