レス・イズ・モアとは「少ないほど多い」という逆説をあらわした英語です。

世の中はmore is moreという前提で動いています。

「断捨離」という言葉が市民権を得ていますが、Less is more.の意訳と言えなくもありません。

心の中のこだわり(執着)を捨てるほど、豊かさを実感する、という意味で表題の英語を理解することも可能です。

ところが、教育に関しては、とりわけわが子の教育に関しては、この執着を小さくすることは難しいような世相です。

しかし、あえて自分がどうにかしようという意識を小さくするほど、子どもが主体的な生きる力は大きくなるように思われます。

山びこ通信に書いたエッセイとは少しテーマの違う感想を書きましたが、根っこにある考えは同じです。

>>Less is more(10年目の挑戦)

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