幼稚園の一週間が終わりました。

新しい環境に思いのほか早く慣れる場合もあれば、じっくり慎重に様子を伺う場合もあり、個人差が出るところです。

私自身この二日を振り返ると、昨日年長クラスについて森に行ったことが印象に残っています。

従来、新年度の初めは年少児のペースで幼稚園が進むので、年中、年長はいろいろな意味で後回しになることがあったように思います。

昨日の森での活動は、本当に全員が打ち解けて、自分のしたいことを思い切りやっていました。

年中さんも園庭でさっそく自由に遊ぶ時間があり、私が感心したのは、自分たちでブランコの用意をしたり、砂場の準備をしたりしていたことです。

一瞬「年長さん?」と思ったほどの勢いと自信にみなぎった姿がそこにありました。

最初だから「型」から入る、と言う考えも大切ですが、一方で、子どもたちを信じて(=型のことは十分理解していると思って)「遊び」から入るというのも大事なことです。クラスの先生たちはみなそのあたりのことを心得ていると思いました。

年少さんの場合もその点同じと言いたいところですが、最初は怪我等のないように必要最小限の「型」を伝え、理解してもらうことに両クラスの先生はIkuko先生、Yoshie先生の力もお借りしてがんばっているところです。

「あれもしたい、これもしたい」と子どもたちは思っているでしょう。先生も同じで、「あれもさせてあげたい、これもさせてあげたい、でも・・・」。

子どもにも先生にも「葛藤」の生じる時期でありますが、その葛藤を通じて相互に信頼が生まれる大事な時期でもあります。子育てにおける親子関係と似ています。

私もポイントでたんぽぽのクラスには入っています。昨日は絵本を子どもに渡されたので、読み始めると輪が出来たので楽しかったです。

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