幼児教育・保育無償化の議論とともに、これからの幼児教育のあるべき形についての議論も深まることを期待しています。

小学校以上の教育も文科省の示す方針が変わったわけで、大学入試も今後様変わりすることに不安を感じる保護者も少なくないでしょう。

まさに正解のない世界の中で一人一人が悔いなく生きるには何をどうすればよいか、子を持つ親がまず真剣に考えるときが来たように思います。

私が子どもの頃は、子どもの教育はこうしておけばよい、というものの言い方がある程度当てはまったかも知れませんが、それとて、今にして思えば「当てにならない」ことだらけだと思うのですが、今は、そしてこれからは、何も確かなものはない、と考えた方がよいと思われます。言い換えるなら、教育を他人任せにしない、つまり、自分で自分の選択に責任を持つ、という態度が親も子も、大事になってくると思います。

今まではパックツアー型教育で、周りと調和し、時間に遅れないことが重視されましたが、これからはどこを目指すのも自由(=本人の責任)、交通手段も宿泊所も全部自分で考えて旅を組み立てる、個人旅行の時代だとイメージすればよいように思います。

かりにそうだとした場合、これからの教育の展望について、ワクワクするか、ハラハラするか、ドキドキするかは、親の価値観次第、ということになるでしょう。

私は私で、この問題については真剣に考え、本園の教育を「これが大事だ!」と信じる方向で充実させていきたいと思います。

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