先日ご紹介した「内に自ら省みるなり」と同じ趣旨の言葉が古代ローマの詩句にも見つかります。

De te fabula.

直訳すると、「その話はおまえについて(言われたものである)」。

「自分の話と受け止めよ」というメッセージです。

夏目漱石の『三四郎』に、「ダーターファブラ」の表記で出てくる言葉ですが、古典ラテン語として発音する場合、「デー・テー・ファーブラー」と読みます。

小学校で習った「ローマ字読み」でよいわけです(ローマ時代の文字なのでローマ字読みします)。

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