本日午後2時を少し過ぎた頃、突然の大雨に見舞われました。第1グループの先頭は石段ふもとにさしかかっていましたが、どのグループも山道の中で待避するほか打つ手がない状況でした。その間、レインコートを着せたり、傘のない子を持ってきた子の傘に入れてもらったり。

待つこと数分、お迎えのお母様が多数山道を上がってきて下さいました。レインジャー隊のように力強く見えました。お母様方は、ご自分のお子さんだけでなく、ご近所のお子さんやお知り合いのお子さん(山の下で赤ちゃんを抱いて待っておられる方のお子さんなど)も含め、しっかりと手をつないでお連れ帰り下さいました。

その後、雨脚の弱まる中、私たちが再び子どもたちを連れて出発し、白川通りに出る頃には雨もあがっておりました。気づくと、全グループの子どもたちの数より、引率の先生の数の方が多かったくらいです。雨脚の強かった時間帯は10分足らずでしたが、その時間内で、お母様方がほとんどのお子さんを連れて帰って下さったことになります。

お母様方のお力添えは、本当にありがたく、心強く感じられました。また、滝のように降り続く雨の中で、しっかり待つことのできた子どもたちの姿にも心を動かされました。

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