Q. 歩いての送り迎えが貴園の特色であると聞きましたが?
当園では創立以来、70年以上にわたり、歩いての送り迎えを実施しています。全体を5つのコースに分け、先生が集合地点から園までお子さまをお連れします。年長児は年少児の手を引き、毎日、遠足のような集団登園を行っています。幼稚園そのものは、小高い山の上にあり、緑の山道を歩いて上り下りする中で、自然に親しみ、友を大切に思い、知らず知らずのうちに、体と心を強くします。

Q. 家が遠方にあるのですが、園バスはありますか?
園バスはございません。ご遠方にお住まいの場合、最寄りのグループ集合地点まで、または、通園コースの任意の地点まで、お車か自転車で送り迎えをお願いしています。
Q.幼稚園まで親が子どもを連れて行くのですか?
いえ、その必要はありません。本園は全部で5つの通園コースを設け、先生がお子さんを幼稚園まで引率します。子どもたちは、毎日遠足のように歩いて幼稚園に通います。コース上の都合の良い場所でお子さんを先生にお預けください。幼稚園から帰る場合はコース逆向きに歩いて朝の集合地点(=解散地点)までお子さんをお連れいたします。
Q. 各グループの通園コースを詳しく教えてください。
こちらから詳細地図をご覧下さい。画像をクリックすると拡大表示されます。画像の中の番号はグループ番号です。
Q. 通園コースは希望通りになるのか知りたいです。
各ご家庭で、もっともご都合のよいコースをお選びいただけます。どのグループがよいかご不明の場合はご相談ください。
Q. 各通園グループの出発時刻は?また、引率の先生の数は?
令和4年度は下記の通りとなっています。
- 第1:8:10 3人
- 第2:8:15 1人
- 第4:8:20 1人
- 第5:8:20 2人
- 第6:8:20 1人
Q. 雨の日が心配です。
晴天時と同じように安全に手をつないで歩けるよう、本園ではフードつきレインコート着用を原則としています。
また、通園路の大半は歩道の上ですが、晴天時と違って、すれ違う自転車の往来がない分、引率しやすいのも事実です。一度、雨天時の送り迎えの現場をごらん頂ければ納得して頂けると思います。
また、降雪時にも山の石段は凍結防止剤によって滑ることなく上り下りできるよう万全を尽くしております。
Q. 入園してからちゃんと一人で歩いてくれるか心配です。
通園方法がなんであれ、幼稚園に初めて通うことは、お子さんにとって生活の大革命であり、「この子はみんなといっしょにちゃんと通えるかしら?」というご不安は、幼稚園に通わせるお母様にはつきものです。
この不安を解消する特効薬はありません。個人差はありますが、いずれお友だちと一緒に幼稚園に通う楽しさを知ることにより、うそのようにたくましく徒歩通園できるようになります。
また、本園の場合、手をつないでの徒歩通園なので、年長の子どもたちが兄・姉のように年少の子どもたちの手をつなぎます。年少時代、手をつないでもらった思い出をもとに、やがて自分が年長になったとき、どの子も小さな子どもたちの手をつないでくれるようになります。

Q. 必ず集合地点まで行かないといけないのですか?
通園途上であれば、どの場所でどのグループの列に合流されても結構です。
Q.車で山の下まで送迎することは可能ですか?
車でお送り下さる場合、幼稚園のある山の石段下付近の路上が混雑しては危険ですので、病気のお迎えの時など特別な場合を除き、山のふもとの住宅街にはお車でお越しになることはご遠慮ください。
保護者にはよく「雨の時に車で山の下までお迎えに来てくださるお気持ちはありがたいです。でも、お子さんには1メートルでもたくさん歩かせてあげてください」と申し上げています。
Q. その他、車で送迎する際の注意点はありますか?
本園の送迎は近隣の住民のご理解の上に成り立ちます。お子さまをグループにお預けになる場合もお子さまを受け取る場合も、車をお停めになる場所が周囲のご迷惑にならないよう、最大限の注意をお払い下さい。
Q. 遅刻していく場合、保護者が山の上まで子どもを連れて行くことになりますか?
はい、その場合はお部屋まで引率をお願いします。
Q.子どもが保育時間中に熱を出した時、お迎えはどうなりますか?(特に下の子が赤ちゃんだったり、妊婦である場合)
原則として一度保護者にご連絡を入れ、お迎えに来ていただくかどうかのご相談をします。山の下近くからお電話をいただければ、石段下までお子さまをお連れいたします。
Q. レインコート着用は任意ですか? それとも必須ですか?
園児の安全な通園を最優先するためレインコートは必須とお考えください。傘は幅を取り視界を遮るため、ご使用を避けていただいています。着用いただくレインコートは本園オリジナルレインコートを推奨しますが、他のメーカーのものでも構いません。
置き傘はどういうときに使用しますか?
園には置き傘をご用意いただきます。雨の日の山の中でのお散歩に利用したり、急な降雨の場合の降園時に使用してもらいます。後者の場合、園児同士は手をつながず、原則として一列になって進むようにします(繰り返しになりますが、歩道を通る際、横幅を取ると危ないため)。
階段を降りる際の手つなぎは、年少児には危険ではありませんか?
まず年少の子どもが年上の園児に手をつないでもらう意義についてですが、そうすることで、どの道をどのように、どの程度のペースで歩けばいいかが体感でき、自然に「歩く」ことに慣れていきます。園児の身体面での順応ぶりは大人の想像以上に早く、入園前と入園後では別人のようにたくましく歩くことができます。つまり、入園前の転ぶかもしれないというご心配も結果的に杞憂に終わることが多いです。それでも時と場合によって転ぶことがあるとします。大人とは違い、園児は低い身長であるゆえに、足元が不安定になる場合、転ぶというよりしゃがむ感じで手をつき、しりもちをつきます。つまり、大人ほどのダメージはありません。また、機敏に手をついて身を守ることができるよう、日ごろから床に手をつく運動遊びを積極的に取り入れています。
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