歩く道でのひとこまひとこま――園長日記より

朝の出発。Aちゃんが「誰ともつながない」とスタートから渋っていたかと思うと、ものの数メートル進むとBちゃんと手をつなげたり(笑)。同じく手をつなぐことをためらっていたCちゃん(年少)の横に、今までつないだことのないDちゃん(年中)がやってきて手をさしだすのですが、ちらっと横目で見て、手をひっこめるCちゃん。

すかさず、「同じ色の服やね(二人ともきれいなうすいグリーン)」と私がいうと、さっと手を出してつなげたり(^^) 本当に子どもの心は不思議です。昨日は、「同じ形の帽子やね」と言って隣のEちゃん(年長)と手をつなげたので、服やファッションに関心があるのでしょうか>Cちゃん(女の子)。

年長児だと当たり前のことでも、年少、年中だと日によってムラがあります。それでも、歩いているうちに身も心も軽くなっていき、山の中に入るとおしゃべりに夢中になっていたりします。ちょっとしたきっかけで気持ちが和んだり、心が沈んだり。

このところ、お山の中の道を歩いていると、そこここにキノコが生えているのに驚く子どもたちです。小さいキノコばかりで、デザインも豊富です。今日はずいぶん大きな、いかにもキノコ!というイメージ通りのキノコがいっぱい見つかりました。

ただ、子どもたちの頭の中には「キノコ=毒」というイメージがあるみたいで、私が「おっ、キノコや」と見つけても、すかさず「毒やで」とみなに注意を喚起するのは年長の男の子たちです。

今日はまた草むらにヘビイチゴが見つかりましたが、「ヘビっていう名前がいややな」、「ほんまやな」と言い合う子ども同士の会話も聞かれました。

情報がなくて怖いもの知らずの子どもたちが多かった昔(私の子ども時代)とは違い、今の子どもたちは恐ろしく物知りです。

山の上に着くと、なぜだか知らないのですが、私とじゃんけんをしたがる子どもたちもいます。今に始まったことではありません。ほんとに昔からそうですね。勝つまでじゃんけんしたがる子、一回負けてもあまり気にせずさっさと部屋に行ってしまう子、後出しする子、じゃんけんしたそうでも黙っている子。「これは最強やで」と、グーとも、チョキとも、パーともとれるような微妙な形の手を出し、私が何を出しても自分の勝ちだと主張する子、いろいろです。

さて、生活発表会のDVDのサンプルを見ました。オープニングのシーンでは、それぞれのグループの登園シーンが映っていて、なかなか楽しめます。

(山下太郎 2009.7.13)

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