保護者のお声を紹介します。

毎週水曜日は、午前保育でお弁当はありません。最初、「あぁ、水曜日は午後までゆっくりできない」と思うかなぁと思っていたのですが、意外に、お弁当のいらない水曜日はとってもゆったりとした朝を迎えられて、私にはちょっとした息抜きの日になっています。

年長の息子にとっては、水曜日は短い時間しか幼稚園で遊べないのですが、彼は水曜日が大好きです。水曜日は、とにもかくにも「遊びまくっている」らしいのです。

今日(水曜日)は、お風呂に入りながらしみじみと、「今日は、なんもせんと、すぐに森に行ってん。森ってほんまに大事やなぁと思ってん。でっかい木にぶら下がってグルグル回ってん。めちゃくちゃおもしろいねん。森があってほんまに良かったわ。」と言っていました。

幼稚園から少しだけ歩いたところに広がる森で遊ぶことは、「はいどうぞ」と渡してあげたくてもすぐに用意してあげられる環境ではありません。そんな場所で遊べる喜びを、ちゃんとこどもも感じているんだなぁ、と嬉しくなりました。

不安定な天候の中で、時期的には運動会の練習が佳境だとは思うのですが、「遊びたい」というこどもの気持ちを大切にしてくださったり、常に大人の都合だけで何かを決めるのではなく、第一にこどもの立場にたって色々と考えてくださっているんだな、という安心感は何にも代え難いなぁ、と感じた水曜日でした。(2018年度保護者)

お子様の生の声をお聞かせ頂き、有り難うございます。水曜日は半日保育ですが、外遊びを中心としたスケジュールが基本です。もちろん他の曜日も森に出掛けますが、水曜日は徹底的に「遊ぶ」日としています。年長の場合、火曜日と木曜日は朝一番で俳句をしますので、「すぐに森に行く」ことはしづらいです。それでもサプライズで森に行き、俳句は午後から行うこともあります。カリキュラムにおける子どもたちの遊びとその他の活動(音楽や絵画、他)との関係は、「臨機応変」、「バランス」の2つを大事にしています。(園長記)

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