山下太郎

教科書は『ラテン語初歩』(岩波書店)を使用しています(これは通信講座用の教科書でもあります)。

授業では、活用変化を全員で合唱することから始め、その後、練習問題の答え合わせをします。内容はラテン語を和訳するものですが、受講者の熱意に助けられ、1回の授業で4課ずつ進んでいます。これはかなりのハイペースですが、文法の学習はだらだらやるより一気に片づける方が効果的です。

教科書には和文羅訳の問題もついていますが、これについては、授業中に答え合わせをする時間が惜しいので、後日復習をかねて電子メールで解答を受けつけ、私が添削してお返ししています。

今のクラスは12月からスタートしましたが、この調子で行けば、今学期中に教科書は最後まで終わります。春からは、キケローかセネカの講読クラス(後述)にスムーズに合流できるものと確信しています。
(2005.7)