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高校生クラス 会員募集中。

(更新日:2018/06/11)

山の学校のクラス分けは便宜的なものです。「大学生・一般」クラスへの参加も歓迎します(ご相談下さい)。

「高校国語」

日本語を精読し議論するクラスです。教材は1つのまとまった日本語で書かれた作品です(翻訳を含む)。

・『西洋古典を読む』(対象:中学・高校生)
6月13日開講。この機会をどうぞお見逃しなく!

水曜18:40~20:00 講師 福西亮馬

世の中には、「古典のことはよく分からない。読むのも訳するのも時間がかかる」と言う人と、「だからいい。なぜなら自分で立ち止まって考える時間が増えるか ら」と言葉を接ぐ人と、両方います。どちらも真実を言っており、前者は定説的で、後者は逆説的です。ビジネス書と違って、古典の文章はそれに注力した時間 が長ければ長いほど、その人にとって、輝かしい価値を持ちます。打てば響くというわけです。そしていつしかその人の精神における不動の地位を得ます。クラ シック(第一席)と呼ばれるゆえんです。

西洋古典の最初のテキストは、セネカ『人生の短さについて』(茂手木元蔵訳、岩波文庫)を読みます。「曰く、人生は短い」という定説で始まり、次いで、「われわれは短い時間をもっているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。人生は十分に 長く、その全体が有効に費やされるならば、もっとも偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている」という逆説で文章が展開します。このような論理 は、おそらく十代の若者の心を掴んで離さないでしょう。若いうちにこそ、学ぶ姿勢をはっとただされる、そんな名文だと思います。もとより古来より愛されて きたわけです。しかもそれほど長文ではありません。岩波文庫で50ページほどです。それを丸ごと味わって読みたいという人は、ぜひご参加ください。
<2017 年度の1年間で、上記の内容を扱いました。>
「西洋古典を読む」ブログ記事

<上記読了後の内容(※予定。受講生と相談して決めます)>
 セネカ『心の平静について』を、英訳と日本語訳を併用して読みます。英訳は、『Seneca On the Shortness of Life』(C. D. N. Costa訳、Penguin Great Ideas、2005)、日本語訳は『人生の短さについて』(茂手木元蔵訳、岩波文庫)です。
 内容は、「もし何か(言葉の)薬をお持ちなら」ということで、セレヌスという人がセネカに不安を相談するところから始まります。「自分のこういうところが嫌で、くよくよするんです」と。今でいう「お悩み相談室」です。そこで、セネカが出した(言葉の)処方箋とは、「自分に信頼し、自分は正道を歩んでいると信ずる」(茂手木訳2.2)というものです。
 セネカは、セレヌスの症状に対して、「十分に健康でないのではなくて、十分に健康に慣れていないのだ」(茂手木訳2.1)と述べます。砕けて言い直すと、「あなたの精神は十分に健康です。それについて十分に自覚していないだけです」と。これには、セネカ『人生の短さについて』で展開される「人生は十分に長い」の逆説を連想します。いろいろなメディアを通じて、健康法やら勉強法やらで、「あれがないから」「これがないから」と不足を訴えられると、つい不安になってしまう現代人にとっても、十分にふさわしい切り口だと思います。ご興味を持たれた方のご参加をお待ちしています。

・『東洋古典を読む』(対象:中学・高校生)
お申込みを受け次第、開講となります! お気軽にお問い合わせ下さい。

木曜18:40~20:00予定 講師 福西亮馬(予定)

 

 このクラスでは、『完訳 三国志』(羅貫中、小川環樹ら訳、岩波文庫)(全8巻)を通読します。黄巾党の乱から晋の成立まで、全120回に分けられています。1回ずつが講釈のよう に切りのいいところ、いわゆる「引き」によって構成されており、次がまた気になるという面白さです。私がみなさんと共有したいのは、テキスト(日本語訳) を読んで、英雄たちを再びよみがえらせる時間です。血湧き肉踊るような感情体験であり、過去の人物に発奮することです。プルタルコスのカエサル伝による と、カエサルはアレクサンドロス大王の像を見て、「彼は今の自分と同じ頃には世界を征服していた。なのに自分は……」と涙したと言います。三国志の英雄た ちの生き様もまた、それを愛好する人にとって、思いを同じくするところでしょう。

たとえば、正史(魏志)にある崔林は、「大器晩成」(の語源の一つ)として知られていますが、私は彼のことが大好きです。そのように「私はあの人が好き」「この人が好き」という人物を語ることは楽しいものでしょ う。ただそれが単なる同好のよしみにとどまらず、同じテキストを突き合わせて、すなわち「ソースをしっかり読んで」、あれこれ話し合えば、また違った角度 から興味を掘り起こせるでしょう。予備知識を総動員し、テキストに線をたくさん引きましょう。そして気に入った個所を写し取って愛蔵するなど、今から古典 の味に親しみましょう。

 「漢文」

『漢文入門』クラス(高校生〜一般)  木曜 15:40〜17:00 講師:陳 佑真
4月スタート! 受講生の関心に合わせてテキストを決めます。

漢文というのは一つの言語ですから、それで表されるのは決して堅苦しい、難しいお話ばかりではありません。「君 子は必ず其の独を慎むなり」(『大学』)、立派な人は誰も見ていないところでも人に見られているのと同じように威儀を正しているものだぞ、という、先生か ら言われたらうんざりしそうな言葉も漢文ですし、「螢無くして鄰家の壁を鑿ち遍(つ)くすも、甚(なん)ぞ東墻は人の窺うを許さざる」(『牡丹亭還魂 記』)、螢の光で苦学しようとしても螢が見つからないから隣のかわいい子の部屋の壁に穴をあけて灯りをとろうとしたけど覗かせてくれないよ、なんていうの も漢文なのです。

 古の賢者たちが人生の問題に正面から向き合って書いた文章を読解して自分の生き方に活かすもよし、おもしろおかしい滑稽話を読んで古の人たちと一 緒になって大笑いするもよし、ゴシップ記事を読んで古の人たちと一緒に眉をひそめるもよし。漢文の海からは、書かれたものの数だけの楽しみと思索が得られ ます。

 本講座では、受講者の皆様のご関心に合わせてテキストや方法を選びたいと思います。訓読のやり方、辞書の使い方から丁寧に学習のお手伝いを致しますので、全く漢文の勉強をしたことがない方も是非お越しくださればと願っております

 「高校英語」

『高校英語A』 水曜 18:40〜20:00 講師:浅野直樹
(・『高校英語B』 金曜 18:40〜20:00 講師:浅野直樹)
              ※B枠は休講中(2018年4月現在)

基本的には高校での学習進度に合わせて単語や文法事項の習得に励んでいます。少人数クラスですので、各学校にぴったりと密着した内容をすることができます。このように学校での学習を活用しつつ、必要に応じて範囲外の事柄も紹介して、総合的な英語の力を磨いています。

 

 「高校数学」

『高校数学A』 水曜 20:10〜21:30 講師:浅野直樹
『高校数学B 木曜 20:10〜21:30 講師:浅野直樹
『高校数学C』 金曜20:10〜21:30 講師:浅野直樹

 段々と複雑になってくる高校数学の内容を一歩ずつ進んでいきます。ごまかすことなく自分のわからないところはわからないとはっきりさせて、わかるところを増やしていきます。わからない、できないからといって怒られることは一切ありませんので、安心してご参加ください。

『数学が生まれる物語を読む』(対象:中学・高校生)
※ 興味をお持ちの方は、お問い合わせ下さい。

火曜18:40~20:00 担当 福西亮馬(予定)

二 十年も昔の話になります。私が大学一回生の時、「数学という学問を愛する人の目には、物事がこんなにも豊かなものとして映っているのか!」と、筆者の知的 土壌に強い憧れを覚える、そんな一冊の本に出会いました。それは『固有値問題30講』(志賀浩二、朝倉書店)でした。当時は何度読んでも理解できませんで したが、それにも関わらず、私がこの本に魅了された理由は、作者が数学について読者に語りかける時の、あの何とも言えない、まるで未来の大樹となる種に語 りかけるような、筆者の日本語の音色にあります。

このクラスでは、同じ著者の『数学が生まれる物語』(全6巻)(岩波書店)を読みます。 先 人たちによって育まれた「数学」の歴史の本です。第1巻は、自然数、小数、分数です。ペースは1回の授業で半章進む程度でしょう。42章全部を読み切りた いと思うならば、長旅を覚悟しなければなりません。また未知の内容に不安を覚えるかもしれません。あるいは高度な記号が初学者の理解を躓かせるかもしれま せん。それでも、そのような危険を冒してでも、数学の広い海に憧れ、船出したいという人は必ずいると思います。そのような人はぜひ、門を叩いてください。

(上記は抜粋になります。全文の内容は「こちら」をご覧ください)

 

 山の学校ゼミ『調査研究』(中・高・大学〜一般)

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金曜 17:10〜18:30(※) 講師:浅野直樹
※ 2018年4月現在、18:40〜20:00 で開講中。

興味のあるテーマを自分で設定し、そのことについて調べ、まとめます。文献収集や構成などのお手伝いをします。意欲的な中高生、論文やレポートを抱えた大学生、調べたいことがある一般の方をお待ちしております。
(←調査研究の発表会の様子)
受講生の感想(2015年2月)
「調査研究」ブログ記事

 

 

 山の学校ゼミ『歴史』

火曜 20:10〜21:30 講師:吉川弘晃(※現在開講しておりません。お問い合わせ下さい。)

高校レベルの基礎知識の定着を重視しながらも、教科書にとらわれない、政治・経済、地理、倫理、その他自然科学の知識を総動員して世界の動きを追えるような 力を世界の歴史に学ぶことで一緒に鍛えていきます。春学期は特定の地域・時代から、秋学期は普遍的なテーマ(歴史観や世界観)から、冬学期は生徒さんの希 望から、それぞれ1冊ずつ本を選び、それを読んで討論する授業を行います。 歴史を学びたいという方で、高校レベル の教科書を読む自信のある方ならば、誰でも歓迎します。  ●『山の学校ゼミ(歴史)』(旧クラス名:「歴史入門」)ブログ記事

 山の学校ゼミ『倫理』

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木曜 17:10〜18:30(※) 講師:浅野直樹
※ 2018年4月現在18:40〜20:00で開講中

高校の科目である「倫理」の内容に沿いつつ、参加者の興味や関心に応じて自由に議論するクラスです。教科書は濱井修、小寺聡、三森和哉『現代の倫理』(山川 出版社、2014)を予定しております。「倫理」に興味を持つのは大人になってからのこともあるでしょうし、高校生の間に興味を持ったとしても学校の制度 上選択できないこともあります。そのような方を対象として、先人の哲学や思想、現代的な課題について学び、考えていきたいです。
『山の学校ゼミ(倫理)』ブログ記事  ●受講生の感想(2015.02)

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2013年5月13日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:クラス

「英語講読」の新クラス 〜J.S.ミル『自由論』/ D・キーン『日本文学の手引き』を読む

会員の声にお応えし、英語講読の新しいクラスがスタートしました。
少人数で、じっくりと学ぶ、山の学校の語学クラス。
新緑に包まれた、山の学校「離れ」に、是非お集まり下さい。
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【new】■ 英語講読 〜J.S.ミル『自由論』を読む

日時:毎月第二・第四土曜日 9:10〜12:00
講師:浅野直樹

【new】■ 英語講読 〜ドナルド・キーン『日本文学の手引き』を読む

日時:毎週水曜 11:30〜12:50
講師:浅野直樹

 

 

英語講読 〜ハリーポッターシリーズを読む
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日時:毎週水曜 10:00~11:20
講師:浅野直樹

あのハリーポッターシリーズを英語で読むクラスです。日本語で読んだときと違う印象を受ける部分も多々あります。原文は意外に大人向けだったりします。

★その他の一般対象クラス、語学クラスについてはこちらをご覧下さい。
・山の学校weblog 英語講読のカテゴリ
★お申し込み、お問い合わせはこちらからお願いします。

 

 

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2013年5月9日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:クラス

6月イベントのご案内

2013年6月のイベントをご案内致します。会員に限らずどなたでもご参加頂けます。いずれも無料です(※)ふるってのご参加をお待ち申し上げます。(5月のイベント案内はこちらをご覧下さい。)
※「電子工作」のみ、材料費:1,000円が必要です。
※「電子工作」は申し込み者が定員に達しましたので、受け付けを終了致しました(5/13)何卒ご了承下さい。
参加ご希望の方はFAX、E-mail、又はお電話にてお申し込みをお願い致します
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●論語の素読・勉強会
6/1(土)
8:30-11:00
対象:小学生
場所:北白川幼稚園第三園舍(参加者人数により、山の学校教室に変更となる場合もございます)
担当:(素読8:30〜9:00)山下太郎、
勉強会9:00〜11:00)山下あや
定員:先着20名
*素読では、毎回論語の一節を紹介し、参加者皆で声を出して読みます。
*勉強会では、各自が課題を持ち寄り、講師が監督する中、異なる学年間で教えたり、教わったりしながら、自発的に学び合う時を過ごします。
*事前にお申し込み下さい。

●ひねもす道場
6/13(木)16:00−18:00
対象:今月は、小学3〜6年生対象。
場所:山の学校教室
担当:福西亮馬
定員:先着10名
※ひねもすとは、紙を丸めて作った大小2種類のパイプを繋げて作る工作です。部材そのものから自分で完成させる楽しみを味わうことが出来ます。

※ひねもす道場は、低学年部門と、中・高学年部門を、それぞれ隔月での開催とさせて頂きます。
(4月、6月・・・3年生以上、5月、7月・・・1~2年生)よろしくお願い申し上げます。

●英語特講
6/17(月)18:40—20:00
対象:中学・高校生
場所:山の学校教室
担当:山下太郎・山下あや
*それぞれの生徒に応じた問題を用意し、時間内でひたすら問題を解き続けてもらいます。それぞれの答案の採点をその場でしながらコメントしていきます。
*事前にお申し込み下さい。

●将棋道場
6/24(月)16:00-18:00
対象:小学生(中学生も歓迎!)
場所:山の学校教室
担当:山の学校講師
定員:先着20名
*フリーの対局スペースを設けております。初心者・経験者問わず、ふるってのご参加をお待ちしております。初心者の方も安心してご参加下さい。
*事前にお申し込み下さい。

●何でも勉強相談会
6/24(月)18:30-21:30
対象:中学・高校生
場所:山の学校教室
担当:浅野直樹・山下あや
*講師が勉強や進路の相談などを幅広く受け付けます。保護者との面談も致します。事前にお申し込み下さい。

電子工作「紫外線LEDでメッセージを読もう+光の実験をしよう」
6/27(木)16:00-18:00(受付終了)
対象:小学3年生以上(5名まで)
場所:山の学校教室
担当:福西亮馬
※材料費1,000円が必要です。

前半は、紫外線LEDを使って、専用の発光ペンで書いたメッセージを読み取ります。見えない文字の解読には、ちょっとした探偵気分が味わえる(?)かも。お友達との秘密の手紙ごっこにもどうぞ。おまけで、真っ暗な部屋の中で「蛍石」に紫外線を当てて、『天空の城ラピュタ』の気分を味わってみます(笑)。→応用として、七夕の「あやしく光る短冊」を作ります。(夜に紫外線を当てると願い事が光って見えます)。
後半は、赤外線~可視光線~紫外線といった光の種類(波長)について少し勉強します。とりわけ可視光線について、赤、青、緑LEDから光を混ぜることで白色LEDを作り、それをプリズムで再び分解します(実際の自然の白色光と比較します)。
【変更】予定していた蛍石ですが、発光の具合が悪かったので、かわりに蓄光インクを活用した取り組みをします。

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2013年5月2日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:イベント

勉強の〈しかた〉から学ぼう!「論語の素読・勉強会」6/1、「何でも勉強相談会」6/24(無料)

「論語の素読・勉強会」

・論語の素読(8:30〜9:00)では、毎回論語の一節を紹介し、参加者皆で声を出して読みます。最初は意味が分からなくても、繰り返し復習し、音で親しむことにより、シンプルなフレーズが、心の栄養として育っていきます。
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素読の例(山の学校weblogより)

2011.01「子曰く、人の己を知らざるを患(うれ)えず。人を知らざるを患う」、
2011.7「曹子曰く、吾日に吾が身を三省す。・・・」、
2012.05「君子は義に喩(さと)り小人は利に喩る」など。

・勉強会(9:00〜11:00)
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こちらは、単なる「自習の時間」ではありません。
「この生徒は、今どんなことが得意で、どんなことにつまずいているのか」、「今もっとも必要な学びは何であるか」、「普段の学習量に過不足はないか」、「学習の〈しかた〉に問題はないか」・・・
など、参加者の性格や修得度をみつめながら、静かに歩み寄り、参加者が心を開きやすい空気づくりに努めています。また、「自分より下の学年に教える」「自分より上の学年に教わってよい」というルールにより、学ぶことの誇り、仲間と共に学ぶ喜びを味わえる時間にもなっています。→[new]勉強会の様子(2013.5.11/ 山の学校weblogより)
・山びこ通信2012〜2013冬学期号より『論語の素読・勉強会』(山下あや)

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