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3月イベントのご案内<訂正>

2012年3月のイベントをご案内致します(いずれも無料・要申し込み)。3/10には、「古典語の夕べ(ラテン語の夕べ+ギリシャ語の夕べ)」や、「アカデメイア・カフェ」があります(対象:一般)。会員に限らずどなたもご参加いただけます。ふるってのご参加をお待ち致しております。

イベント案内2012-3(改)

【お詫び】告知当初のチラシで、「ラテン語の夕べ」「ギリシャ語の夕べ」の開催時間の記載に誤りがありました(上記画像は2/27訂正済み)。正しくは次の順番となります。

第一部 ラテン語の夕べ16:30〜18:00

第二部 ギリシャ語の夕べ18:30〜20:00

謹んでお詫び申し上げます。(梁川)

●論語の素読・勉強会
3/3(土)8:30 – 11:00
対象:小学生
場所:山の学校教室
担当:(素読)山下太郎、(勉強会)梁川健哲・山下あや
定員:先着20名
※素読では、毎回論語の一節を紹介し、参加者皆で声を出して読みます。(8:30〜9:00)
※勉強会では各自が課題を持ち寄り、講師が監督する中、異なる学年間で教えたり、教わったりしながら、自発的に学び合う時を過ごします。(9:00〜11:00)

●将棋道場
3/5(月)16:00 – 18:00
対象:小学生(中学生も歓迎!)
場所:山の学校教室
座主:百木漠
定員:先着20名
※事前にお申し込み下さい。
※初心者・経験者問わず、ふるってのご参加をお待ちしております。

●なんでも勉強相談会
3/5(月)18:30 – 21:30
対象:中学・高校生
場所:山の学校教室
担当:浅野直樹、山下あや
※ 講師が勉強や進路の相談などを幅広く受け付けます。保護者との面談も致します。事前にお申し込みください。

●アカデメイア・カフェ
3/10(土)13:00 – 15:30
場所:北白川幼稚園第三園舎
進行役:浅野直樹(山の学校講師)
(参加無料・入退場自由)

テーマ 今、教育を考える

「アカデメイア・カフェ」とは毎回テーマを一つ決めて参加者で自由に語り合う場です。第1回の「最近の大学ってどーなん!?」、第2回の「就活のくだらなさを超えて」を経て、今回で第3回を迎えました。これまでは大学を中心としてきましたが、今回は幼稚園やそれ以前、あるいは生涯教育など幅広く教育について話せればと思います。
最近ではお隣の大阪府で教育基本条例について盛んに議論されています。少し前には全国規模で学力低下が問題視され、ゆとり教育路線から転換して学習指導要領の内容が増加しました。また、それ以前から「不登校」、「学級崩壊」、「学校裏サイト」、「モンスターペアレント」など様々な問題が指摘されています。
そうした社会問題から、「うちの小学生の子どもがケータイをせがんで困る」、「うちの子は勉強があまり好きではないようだけれどもどうしようか」、「私はもう大人になってしまったけれども今から○○を学びたい」、あるいはそれこそ「最近の大学ってどーなん!?」といった身近なことを、集まったメンバーでざっくばらんにわいわい話せればと思っています。
今回はインターネットでの中継や録画は一切行いませんし、参加者が特定されるような形で記録を残すこともしません。参加無料入退場自由ですので、どうぞお誘いあわせの上、お越しください。

●古典語の夕べ
3/10(土)16:30 – 20:00
対象:一般(古典語に関心のある方)
場所:北白川幼稚園第三園舎

ラテン語の夕べ 16:30-18:00

講師: 山下太郎
タイトル: 格言で学ぶラテン語:ローマ人の名言を読み、考える
内容紹介: 2000年前も今も、人間の考える事、悩む事は変わりません。ローマ人の名言を日本語訳とともに紹介し、ラテン語のイロハにふれていただくとともに、21世紀の現代を生きるヒントを探るひとときにしたいと思います。

ギリシャ語の夕べ 18:30-20:00

講師: 広川直幸
タイトル: 古典ギリシャ語と新約聖書ギリシャ語
副題: ギリシャ語をいかに学ぶか
内容紹介:山の学校の授業で「マタイによる福音書」を読み終えました.その間に色々と考えたことを,原典の朗読を交えながら,お話しようと思います.一般 に古典ギリシャ語と呼ばれるのは,紀元前5世紀頃のアッティカ地方のギリシャ語です.新約ギリシャ語との間には500年もの隔たりがあります.発音一つ とっても同じではありません.古典ギリシャ語と新約ギリシャ語の違いを踏まえたうえでのギリシャ語の学び方を考えてみましょう.

[お詫び]

チラシの記載が、ラテン語の夕べとギリシャ語の夕べの時間帯が反対になっておりました。正しくは上記の通りとなります。謹んで訂正いたします。

●英語特講
3/12(月)18:40 – 20:00
対象:中学・高校生
場所:山の学校教室
担当:山下あや
※それぞれの生徒に応じた問題を用意し、時間内でひたすら問題を解き続けてもらいます。それぞれの答案の採点をその場でしながらコメントしていきます。
※事前にお申し込み下さい。

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2012年2月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:イベント

山びこ通信最新号

山の学校の機関誌『山びこ通信』の2011年度・冬号が出来上がりましたので、お知らせいたします。PDFで閲覧いただけます。(32ページ、約9Mbyte)

『山びこ通信・2011年度冬学期号』

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2012年2月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:山びこ通信

「山の学校の取り組み――文字を使った学習を大事にするために――」

山びこ通信巻頭文

『山の学校の取り組み──文字を使った学習を大事にするために』

カエサル(シーザー)の残した『ガリア戦記』によると、ガリアの支配階級ドルイド僧は教育を行うにあたり文字を使わず、弟子には口伝えで教義を伝え、文字に記録することを許しませんでした。「学ぶ者が文字に頼って暗記に精を出さなくなるため」とカエサルは説明しています。

言うまでもなく、暗記は学びの基本です。教師や親は暗記を励ますことはできても、代わりに暗記してあげることはできません。この文脈でカエサルの言葉を読むとき、確かに「文字が学ぶ者をダメにする」と言えなくはない。そんな気もします。

文字は寛大で、何度同じ事を尋ねても嫌な顔ひとつせずに答えてくれるでしょう。教科書は文字でできており、それゆえ学習者は場所を問わず何度も繰り返し学ぶことができます。しかし、この利点が同時に油断の付け入る隙にもなります。つまり、学習者に「また後で…」とか、「(学校でなく)家に帰ってから…」などと、今学ばないことの言い訳をいくらでも許すのです。

逆に、熱心な学習者であれば、今述べた文字の利点を最大限に生かし、「いつでも、どこでも、何度でも」教科書を開き、最大の学習成果をあげるでしょう。要は、文字とのつきあいかたが問われているのです。私見を述べれば、文字のある学習を大事にするコツは、文字を使わない学習を大事にすることです。

このことを考える上で、日本の伝統的教育にヒントがあります。ズバリ、「素読」です。素読は文字を使いません。学習者は耳で聞いた通りの言葉を口に出して反復します。手前味噌となりますが、私が園長を務める北白川幼稚園では、過去60年以上にわたり、年長児は「俳句の素読」をします。また、山の学校では熱心な小学生たちが「論語の素読」に取り組んでいます。

私は子どもたちに、耳で覚えた言葉を正しく文字に直せとは言いません(それをすると本来の狙いがぼやけてしまう)。その瞬間最大限に集中するという態度を養う上で、素読の効果は歴史的に見ても実証されています。

素読とはいわば、文字の断食です。食を断つことで逆に食べる力が整えられるわけです。文字を断つことを通じ、文字のある学習がいっそうありがたく思われ、それを口にすることへの憧憬の念がかきたてられます。「有り難さ」を知るには、「有る」ことが「難い」状況を体験するのが一番です。

次に注目したいのが、ヨーロッパの伝統的教育としての「対話」です。「文字を使わない学習」というとピンときませんが、人と人が目を見て行う「対話」は、古代ギリシャ以来大切にされてきた学びの方法です。あることについて知っているかどうかは他人に説明してみればわかります。

言葉に詰まったり、(知識のあやふやさから)話しにくさを感じなら、再度勉強しなおして知識を補充します(その際文字を使った勉強に意味が出てくる)。どうしても印刷された文字を通じての学習が中心となる昨今です。自分の知っていることや考えていることを確認するためにも、文字のある勉強のありがたさを再認識するためにも、ときに他人の目を見て発表したり、疑問に思ったことを相手に質問する経験は、今後ますます重視されるでしょう。

ただ、一般には学校にこのことを期待するのは難しいと思います。どのようなレベルの学校であれ、1クラスの定員が10人を超えると、自由闊達な「対話」を実現するのはやはり困難です。

その点、山の学校では、1クラスの定員を5名としています。その理由は今述べた「対話」による学びを重要とみなすためです。学校でもクラスで発表する機会はあると思いますが、主となるのは黒板を使った一斉授業です。私自身その恩恵を今も感じていますし、今後もこの文字を使った学習スタイルが学校教育の基本となるでしょう。

だからこそ、放課後の私塾である山の学校では、先生と生徒が自由に言葉をかわすことのできる学習環境を整えたいと考えます。学校教育の補完としての意義ここにあり、ということです。

望ましいのは、学習者がハツラツと勉強に取り組む環境づくりであり、そのためには、文字に頼らない学びの取り組みにもっと光をあてる必要があると考えます。その意味で、最後に強調しておきたいことは、私が述べたことは何も難しいこと、目新しいことではなく、各家庭で実践できることばかりだということです。まずは、素読はなくても素話を! と言いたいところです。親が子に語る素話や本の朗読の習慣は、子どもが一人で文字を追うための基礎を作ると同時に、何よりも子どもにとっては心に残る一生の宝になるでしょう。

次に、対話ということについて言えば、その基本はまさに家庭にあります。小さい子どもはあれこれ親に質問してきます。その一つ一つに付き合うことは難しいでしょうが、そのいくつかについて、可能な範囲で親が誠実に答えるなら、そのやりとりは子どもの心に大切な学びの姿勢を宿らせます。大人自身、わからない言葉の意味を辞書で確かめる…。その姿勢が子どもに大事な何かを伝えるでしょう。司馬遼太郎も書いていますが、「めし、風呂、寝る」といった単語の羅列でなく、文章語にした言葉のやりとりを日頃から大人が心がけることも、子どもの学びの環境づくりの上で大切です。

このような土台ができてこそ、文字を使った学校教育のありがたみがひときわ輝くのだと思いますし、山の学校としても、その光がいっそう明るく確実に子どもたちの心を照らすように、できるだけのことをしていきたいと考えています。次頁以下はそのささやかな実践例です。忌憚のないご意見、ご感想を頂ければ有り難く存じます。

山の学校代表・山下太郎

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2012年2月15日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:巻頭文

「古典語の夕べ」のご案内<訂正>

平成24年3月10日 古典語の夕べ

来る3月10日(土)下記の要領で古典語の夕べを開催します。場所は、北白川幼稚園第3園舎。606-8273 京都市左京区北白川山ノ元町41 075-781-3215
当日は、ラテン語の夕べ(16:30~18:00)とギリシャ語の夕べ(18:30~20:00)があります。
古典語の夕べ2012.3.10(訂正版)

[お詫び]

告知当初のチラシの記載が、ラテン語の夕べとギリシャ語の夕べの時間帯が反対になっておりました(上記は2/27訂正済)。謹んでお詫び申し上げます(梁川)。

第1部 ラテン語の夕べ(16:30~18:00)

講師: 山下太郎
タイトル: 格言で学ぶラテン語:ローマ人の名言を読み、考える
内容紹介: 2000年前も今も、人間の考える事、悩む事は変わりません。ローマ人の名言を日本語訳とともに紹介し、ラテン語のイロハにふれていただくとともに、21世紀の現代を生きるヒントを探るひとときにしたいと思います。

第2部 ギリシャ語の夕べ(18:30~20:00)
講師: 広川直幸
タイトル: 古典ギリシャ語と新約聖書ギリシャ語
副題: ギリシャ語をいかに学ぶか
内容紹介:山の学校の授業で「マタイによる福音書」を読み終えました.その間に色々と考えたことを,原典の朗読を交えながら,お話しようと思います.一般に古典ギリシャ語と呼ばれるのは,紀元前5世紀頃のアッティカ地方のギリシャ語です.新約ギリシャ語との間には500年もの隔たりがあります.発音一つとっても同じではありません.古典ギリシャ語と新約ギリシャ語の違いを踏まえたうえでのギリシャ語の学び方を考えてみましょう.

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2012年2月9日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:イベント

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