かいがB(2017/05/25)

担当の梁川です。5/25(木)の記録。(山びこ通信2017春学期号の内容を含みます)

雨降りの予報が外れ、晴れ間が続いていました。

例によって早めに教室にやってきた生徒さんたちが学校の宿題も終えてしまったので、みんなが揃うまでの待ち時間、「何に見えるかな」という絵描き遊びの取り組みをしていました。全員揃い、クラス開始時間になりましたが、「これを続けたい!」とみんな口を揃えて言うので、丁度良い「準備運動」にもなると思い、クラスの前半はみんなでこれを続けました。

予め図形・模様の描かれた紙を使い、その図形・模様を何かに見立てて描き足して行き、絵を完成させる取り組みで、年齢や学年を問わず楽しめるものです。一人3〜4枚描き、私は皆に選んでもらった用紙で挑戦しました。最後の一枚は、「敢えてみんなで同じ模様の紙を選んで、あとでどうなったか見せ合うのはどう?」と私から提案しました。
最後にそれらの描き終えた紙を見せ合っているとき、誰かがホワイトボードに貼り始めたので、皆で貼り付けて眺めました。

この日は室内での取り組みを想定していましたが、一方では外は雨上がりの爽やかな天気でしたので、内と外に分かれて描きました。

外の二人は池の周囲を散策し、前回みつけた「貝(タニシ)」をまた観察したり、蛙の鳴声を聴いたり、笹舟を池に浮かべてみたりしたあと、それらを元に描いていました。

教室の二人は、花瓶の花を観察しながら、その色を再現しようとパレットの上で一緒になって試行錯誤を続けていました。

いずれの取り組みにおいても、きっかけこそ作りましたが、みんなの自発性、積極性が見られ、よい時間だったと思います。