『中学・高校英語』、『高校英語』1〜2年/2〜3年、『英語講読A』クラス便り(2017年2月)

「山びこ通信」2017年度冬学期号より下記の記事を転載致します。

『中学・高校英語』『高校英語』1〜2年、『高校英語』2〜3年、『英語講読A』

担当 浅野 直樹

 英語の学習を進める上でのちょっとしたコツを伝えています。
 模試の空所補充や並べ換えの文法記述問題に苦労していると聞けば、典型的な例文を暗唱するとよいと伝えました。文法の選択問題は運転免許試験のようなものです。こう来たらこう答えるという反復練習をすればある程度できるようになります。引っかかりやすいパターンも浮き彫りになることでしょう。
 英検の準2級に合格したから次は2級を目指すという受講生は語彙の増強に励んでいます。過去問をいくらか解いてみて、虚心坦懐に振り返れば、自分が何をすればよいのか見えてきます。
 別の受講生に対しては、未知の英文に辞書を引きながら取り組む際に、〜edのような単語をそのまま辞書に入力するだけでなく、edを取り除いたもとの動詞を調べるとよいと助言しました。
 英語を聞き取れないという悩みについては分析的に考えて対応すべきです。単語や文法は問題なくてスクリプトを見ればすぐに意味をつかめるのなら、純粋に聞く部分で引っかかっているのだと推測されます。その場合は音を聞いてスクリプトを見るということを繰り返して音のつながり方などを意識すると聞けるようになります。単語はわかるのだけれども前からぱっと意味をつかむのが難しいということであれば、前から前から意味をつかむ練習が有効です。意味をイメージしながら音読するのがよいでしょう。単語がわからなければどうしようもないので、コツコツ語彙を増やすように努力することです。