新年度も元気なお顔が集まりました。外は雨模様だったので最初は部屋の中で過ごし、Ikuko 先生から色々「しぜん」のお話をうかがったり、子どもたちの「しぜん」体験を聞いたりしました。
つづいて、2月にひみつの森にいったときのビデオをみんなで見ました。
雨もあがり、外が少し明るくなったので、最後に春を探しに園庭めぐりをしました。
山ツツジを見ました。

「山びこ通信」の「しぜん」の記事を pdf になおしたものを up しました。やはりカラーでないと印象が異なりますので、できれば pdf 版をいちどご覧下さい。いつもながら、記事は Ikuko 先生が書いてくださっています。
山下です。
昨日のしぜんクラスでは、しぜんにっきのファイルを持って帰ってもらいました。次の要領で観察をつづけてもらおうと思います。
生徒のみなさんへ
1 学年(がくねん)、なまえをかきましょう。
2 ひづけ、てんきをかきましょう。
3 しぜんのことで、つたえたいことをはこの中にかきましょう。
例1)いえの人といっしょに公園で虫探しをしました。
例2)たくさん雪がふって雪だるまをつくりました。手がかじかんで痛くなりました。
4)ことばだけでなく、絵をかいてもよいです。
5)ヒヤシンスの成長(せいちょう)をきろくしましょう。
・自分の目で見たとおりのことをかきましょう。
・根のでるようす、芽(め)のでるようす、花のさくようすをプリントの絵の上にかきそえます。
おうちの方へ
・冬学期は外での活動と部屋の中での作業とを組み合わせていきます。「しぜんにっき」を通じて、自分が目で見たこと、体験したことを言葉や絵によって記録し、皆の前で発表できるように促したいと考えています。
・毎日少しずつ記録しても、1週間に一度記録してもかまいません。日常の中で「しぜん」を意識し、五感を発揮させ、その経験を記録するきっかけになればと願っています。
・毎日少しずつ記録する場合、日付の書き方は枠の中で自由に決めていただいて結構です。
・しぜんクラスには、本日お渡ししたファイル(水色)と緑のバインダーは必ず持ってきていただくように宜しくお願いします。
しぜんだより 担当:山下育子
この春にリニューアルした山の学校の建物(通称旧ひねもす小屋)は山小屋風で、元の古い家屋のつくりを生かした3教室ができ上がりました。「しぜんクラス」は、その真ん中の8畳の間<部屋上部に欄間があり、隅には違棚、床の間がある和風の風情>で集っています。
6月14日、この日はとても楽しく何となく不思議な日でした。三々五々と山の学校へ到着する子どもたちを教室に座り待っていたところ、一定の間隔をおいて見事に一人ずつ順番に、そしてどの子もが手に自然のプレゼント(収穫物!)を持って意気揚々と教室に入ってくるのでした。時間になり、それを一つずつ披露し合いました。
『柿の小さな実』『カモジグサ』『陸貝(陸に生息する貝類でカタツムリの仲間)』『ムラサキカタバミ』『小さな小さな白い花』など・・・。そして、お家から『虫めがね』や『昆虫図鑑』を持参してきた子もいて、スタートからいつもの賑やかな雰囲気となりました。
鴨川で見つけて大切に飼っている幼虫(ヤゴ)と、羽化後の成虫(カワトンボ?かと思われる)を抜け殻とともに運んできてくれた子もいました。順番に、虫めがねで小さな陸貝を観察し、傍ら図鑑でヤゴについて調べてみるなど、全ての準備物の分担を皆んなで予め決めていたかのようでした。“ムラサキカタバミ”は、空き地や道ばたに咲く雑草の種類に入れられる植物ですが、私の幼稚園の時に一番好きな花でした。スクラップノートも作ってきてくれたので是非披露したいところでしたが、次に延期させてもらいました。急いで出かける準備をしなければなりません。「さあ、グループ2つに分かれて出発です。」
京大理学研究科植物園へ―――
お山を下り、住宅地の植え込みに咲くクチナシの香りを感じながら御陰通りを西へ、京大グランド外周を歩き、理学部植物園玄関に到着。中に入ると、お花のいっぱい咲いている植物園ではなく、高い木で森が構成され、その下は自然の植生に近い植物がたくさん茂り、幼稚園のお山とはまた違った木や草があって、学名で書かれたプレート表示から大切に研究されている様子が伝わる園内でした。畑一面、蓮か里芋の葉に似た大きな丸い葉をした植物が植えられていたり、中でも子どもたちの目をひいたのは、その横の大きな『バナナ』の木(幼稚園にもある)にぶら下がるように咲いている大きな珍しい花でした。脇には小さなバナナの実ができかけていました。
また、5月下旬から6月にかけて1週間だけ小さな花をたくさん咲かせ、まるで、枝や葉っぱに雪が白く降り積もるように見える姿から「雪の木」とも呼ばれる『ユクノキ』の大木(6月8日の京都新聞で掲載/落葉高木マメ科フジキ属)も見られました。
今年は6、7年に一度の満開になったそうですが、残念ながらその時期は過ぎていました。「見られなくて残念ね。」と言うやいなや、「先生、はいっ」とある子がタイミングよく差し出してくれたのが、何とユクノキの花びらでした。それは、ご家族で満開の時に見学に行かれた時に拾ったユクノキの花びらで、大切にビニールに包みカバンに持っていたものでした。花びらを手に、高さ10メートルを越えるユクノキが、一面の白い雪に覆われた姿を想像しながら皆んなでその大木のてっぺんを見つめました。
貯水池には、大きなオタマジャクシが溢れるほどに泳いでいて、ザリガニも住んでいるようでした。畑の奥には川があり、葦も生えていて、すぐ横にはヤゴの抜け殻が2つくっついており、いち早く見つけた子が教えてくれました。木の切り口からはキノコも生えていました。アリの穴が長く横に伸びて巣作りしている様子を見たり、クロオオアリ、バッタ、大きな鳥の羽根、水生植物など、それぞれに興味のある場所を暫く観察しました。
そして、あっという間に戻る時間がやってきました。玄関に向かう途中でも、何やら不思議なものを見つけ皆が集まっていました。細長く伸びた葉が、一枚だけリズミカルに左右に揺れているのでした。なぜ?風もなく辺りの枝や葉も止まったままで静かなのに・・。風の流れは不思議です。
帰路につく途中、空き地のセイタカアワダチソウにアブラムシが密に集まっており、そこには案の定テントウムシが数匹いたり、またサナギも見られました。子どもたちの見つける目の鋭さ、速さにはいつも驚かされます。そして、何かを見つけて表現する以上の遥か多くのことを、見て、考えて、気づいて、試していることが窺われますし、大人が感ずるより何倍も敏感に出会った経験や風景を心にしっかり刻んでいるのです。行き帰りの道中、そしてお山に戻ってくるまで、子どもたちの自然に向けての興味はどこまでも生き生きと溢れていました。
山下 育子(やました いくこ)
簡単な紹介が Ikuko Diary に出ています。詳細は、今日から小学生会員にお持ち帰りいただきます。
昨日のエントリーに補足します。「馬に嗅がるる・・」について、「嗅ぐ」ってどういうことでしょう?と子どもたちに尋ねたところ、「よもぎとか嗅ぐやん」と咄嗟に返事が返ってきました。ヨモギだんごを「しぜん」の時間に作ったときのことがよほど印象に残っていたのだなと思ったのでした。
前回の11月16日(火)のしぜんクラスでは、お庭、そしてお山の中へ落ち葉を見つけに出かけました。どの葉がどんな木から落ちてきているか・・などを見て、集めて歩きました。クラスにもどり、そうして拾った数種類の落ち葉をよく見てみると、いろいろな色,形,穴あきの葉(春に虫が食べた跡)などがあり、種類ごとに分類するとまたそれぞれの葉の特徴がよくわかりました。子どもたちの顔と同じくらいの大きなクリの落ち葉もありました。

ほどよい大きさの落ち葉、主に「モミジ」「モクレン」「イチョウ」「クリ」「カキ」の5種類を6枚ずつ計30枚選び、約一週間後には、“紅葉の押し葉”が出来上がりました(作り方は下記参照)。それを、厚紙に1枚ずつ貼り付け、『落ち葉カルタ』をつくります。
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【かんたん落ち葉カルタのつくり方/IKUKO風】
*分厚い電話帳を利用します。
①落ち葉1枚を、ティッシュ2枚の間にはさみます。
(ティッシュを使うのは、葉に印刷のインクがつかないようにです)
②電話帳の間に計30枚を約一週間、そっとはさみ込んでおきます→上に約2㎏ほどの重石をのせる。
③カード台紙(ボール紙くらいの厚さ)を押し葉の枚数分用意し、その上に出来上がった押し葉1枚をのせ、細くカットしたセロテープで、葉,枝を数カ所とめていきます。
④押し葉が痛まないように、カードにビニール袋をかぶせピッタリの大きさになるようカバーをします。


(↑カードの枚数を確認)
*みんなで集めた秋の落ち葉から、モミジ,モクレン,イチョウ,クリ,カキの計30枚の『落ち葉カルタ』が出来上がりました。
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さて、次にあげるのは、子どもたちで考えついた『落ち葉カルタ』の遊び方です。
■落ち葉神経衰弱■ ↓
遊び方/全てのカードを裏返しにして、トランプの神経衰弱の要領で同じカードが2枚めくれたら、いただき!


『えい、これだー!』 『ぼくがとるー』 『ぜんぜんあわへんー』と、これはなかなか面白い。
クラスに歓声があがります。
■モミジめくり■ ↓
遊び方/百人一首のぼうずめくりの要領で、カード30枚を下向きに積み重ね上から順にめくっていきます。
「モミジカード」(全部で6枚あり)が出たところで、手持ちのカードを全て差し出します。
次に「モミジカード」をめくった人は、前に差し出されたカード全てがもらえます。その繰り返しで進みます。


『あーぁ、残念!』 『なかなか増えへん』 『わたし、出してばっかり・・ショック!』
傍ら、着々と懐を肥やしている子は、ニンマリニンマリ・・・。
『うふっ!今度は最後にたくさん取れたわ!』 -よかったわね。-
*白熱して次々とカードをめくっていく途中で、突然、少し小さめの個性的な赤いモミジカードが出たら、何だかヒヤッとするものを感じます。前に出ているカードをもらえるときは嬉しいのですが、手持ちカードをすべて差し出すのはとてもショックなのです。
■モミジばばぬき■ ↓
遊び方/「モミジカート゜」の1枚を“ばば”に見立てて先に1枚抜いておきます。そして、トランプの“ばばぬき”の要領で進み、最後に「モミジカード」が1枚残った人が負け。


*一番赤く小さなモミジが、ばばカードに。出てきたらやっぱり「はっ!」として、なぜか雰囲気的にちょっぴり
こわいカードに思えてくるのは私だけではなかったはず。でも、何度も繰り返し楽しみました。

他に、「イチョウめくり」などもしました。まだまだ楽しい遊び方が閃きそうです。
最後に、全員でハイポーズ!! -左右の葉は、モクレンとクリの落ち葉カード-
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秋の落ち葉を集めに出かけ、みんなで拾った落ち葉で作った『落ち葉カルタ』。それぞれの葉の特徴,色,大きさを、遊びながら自然に覚えてしまった秋学期最後の楽しいクラスでした。『落ち葉カード』は、自分の好きなカードを選んでお土産に持って帰りました。
本日のテーマ “サツマイモ” <石焼き芋をしよう!>

鳴門金時、紅あずま、安納いもetc.
**秋の味覚の一つ、サツマイモについてみんなで考えました**
<サツマイモクイズ> {答え1~15は下}
◇ サツマイモは何科の植物? (1. )科 /ジャガイモはナス科
◇ 原産地はどこ? (2. )
◇ サツモイモが日本に入ってきたのは、いつかな?
(3. )年、宮古島に入ってきて、1600年代には九州地方を中心に栽培される。1734年
青木昆陽<あおきこんよう>(芋神さまと呼ばれる)により薩摩藩から江戸幕府へ献上され、そ
の後全国に広まる。
・サツマイモは、(4. )の部分が大きくなり食用となる。
(ジャガイモは、(5. )の部分が大きくなり食用となる。)
◇ 知っているサツマイモの種類はどのくらいある?
(6. ) (7. ) (8. ) (9. )
*品種は全部で、約(10. )種類ほどあります。
◇ 世界の中で、日本のサツマイモ生産量は何番目?
1.中国 2.ウガンダ 3.ナイジェリア 4.インドネシア 5.ベトナム
6.ルワンダ 7.インド 8.(11. )
◇ サツマイモの生産量が一番多いのは、何県?
1位(12. )県 2位(13.. )県 3位(14. )県 4位(15. )県
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クイズの答え/1.ヒルガオ 2.中央アメリカ 3.1597年 4.根 5.茎 6.鳴門金時
7.紅あずま 8.安納いも 9.紫いも 他、農林1号など 10. 45 11.日本 12.鹿児島
13.茨城 14.千葉 15.宮崎
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今日は、お庭で小石を集めてきてみんなに炭火をおこして石焼き芋をしてもらう予定でしたが、時間が足らなくなり、残念ながら室内での石焼き芋となりました。土鍋で石焼きにする間、“安納いも(種子島産)”からいいにおいがただよい、クラスはおいもの香りに包まれました。

さあ、読んでみよう 安納芋 今日のプリント


スクラップノートに新聞記事の切り抜きをしてきたAちゃん 金星と木星の話題を紹介してくれました。


終了後は、Sちゃんがお家と学校にいる間に作ってきた「めんこ」のお披露目があり、裏が返るまでみんなで勢いよくめんこ投げをして遊びました。
昨日の「しぜんクラス」では、来春4月に咲くチューリップを植えました。
→ → →

培養土,腐葉土,肥料,スコップ 花壇の土は固く草が生えている 早く到着したSちゃん
シャベルなど。 「どの手袋にしようかな?」

まず草抜き 土の掘り起こし 大分柔らかくなってきた土

この春のチューリップの子球 カブトムシの幼虫が出てきた! ミミズも

空気を入れて柔らかくなった土 新しい土を加えます のばし、混ぜ合わせて

次に肥料が入ります パラパラ肥料・・ 球根を等間隔,同じ方向に向けて

1つずつ まずは土の上へレイアウト 球根の3倍(15㎝くらい)の深さに

スコップをぐいっと深く みんな上手! つぎつぎと植えます

辺りは暗くなってきた、あともう少し・・ 熊手で土ならし ホースリールで水やりも完了

お山のネコちゃん、ウンチしたらダメよ 網を広げて真っ直ぐにして 敷いていきましょう

プレートの足の部分はハサミで切れ目を ピッタリと合わさればいいね 作業完了、出来上がり!
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約1時間の作業でしたが、みんな、もくもくと草を抜き、土の中の根っこを取り除き、力を合わせて土を広げ球根を全部植え終わりました。6年生のMちゃんはそのときどきに適切な声かけをして下級生を思いやる気持ちをもっており、言葉の節々に温かなやさしさを感じました。1つの球根を大切に深く植えることひとつとっても、土を相手にすることは結構のエネルギーが必要です。たくさんの土に触れる体験を通し、達成感と満足感が得られた充実したひとときとなりました。
チューリップ球根を見てみましょう。

秋の間に植えるチューリップの球根は、どれも大きな特等球サイズ。


その中から少し痛んで腐食のあったものを見つけ、その球根をナイフで半分にカット。断面を観察します。中心は花,その上は茎,左右の外側は葉となる部分がよく見えます。その左右2カ所から最初の葉が出ます。

次はみんなにお馴染みの球根でもある“タマネギ”を、Mちゃんがカットしてくれました。根っこは土の中にのびて養分,水分を吸収し、地上にのびる芽は球根の中ですでに大分成長しているのが見られます。
球根の中には、何倍もの大きさに成長し春には見事なチューリップの花を咲かせるエネルギーが詰め込まれているのですね。
来週は、お天気がよければたくさんの土を耕して空気をたっぷり入れ、肥料を足して準備ができたところで、花の種類,色はとりどり100球はあるチューリッブ、そしてクロッカスを植える予定です。
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今日、しぜんクラスがはじまる時間となり部屋に入っていくと、テーブルの上に“ノブドウ”の葉と実が置いてありました。お山を登る途中で、一人の子が見つけてきたものです。
青,紫のきれいな実、そして葉はブドウの葉形と同じです。

これ、何だかわかるかな?・・・
「ジュズダマ!」「ヤマブドウ!」「ノブドウ!」
そこで、ジュズダマから順に図鑑で調べてみると、実の色、葉の形などがやはりちがいます。
ヤマブドウは林に生えて10月頃実がなり食べられると出ていて、少し大きさが違うようです。
ノブドウのページを開けると、まきひげで近くの物に巻きつきのびる、実は食べられない、とあります。
どうやら、ブドウ科の『ノブドウ』であると判明。以前観察をした、黒いからだにオレンジ色の斑点が4つある、“セスジスズメガ”の好物で、よく食べていたことを思い出しましたね。


早速、ノートを取り出し、葉の形に注意してスケッチをしています。


つぎは、Kちゃん持参の“ヒスイ”が登場。
『海でとったの?川でとったの?』と、さっそく質問。
『海でとった。川から流れて海に入るまでに角がとれて小さくきれいな形になって海で見つかる』
『でも、めったに採れないよ』とのこと。大切な宝物です。
そしてKちゃにもらったというAちゃんの“白ヒスイ”も観察し、ひすいは耐水ペーパーで磨くと、ピカピカに艶がでてきました。私が以前、Mちゃんにいただいた『ヒスイコレクション』も再び登場し、みんなで順番に色や形を手で触って確かめてみました。また、フランスとペルー産の『アンモナイト』も手に乗せ観察しました。

5年生のMちゃんが、今満開の“金木犀”(キンモクセイ)の花びらを手のひらに乗せて山を登ってきました。花の数は少なくてもよく見るとひとつ一つが大きな花びらで、見事によい香りが溢れています。

<満開のキンモクセイ>
金木犀は中国原産で、日本には雄株しか渡ってこなかったので「実」はできません。また、日本にいる虫でこの花が好きな虫もいないようです。私たちは大好きですけれど。
これと同じく中国原産で、“銀木犀”(ギンモクセイ)の花もこの時期私たちの身近にありますが、金木犀より香りは控えめの白い花でとても上品な香りがします。両方とも、日本では人間の手により繁殖してきた木です。
本日は雨降りでもあったので室内で過ごしました。御所に行った先週の火曜日を振り返り、見たもの,見つけたものを思いだして、旅行でクラスをお休みだったMちゃんたちにお話をしてあげました。
また、Mちゃんきょうだいは、同じ日に家族旅行で行った新潟での楽しかったキャンプの出来事、また海に入って大好きな“ヒスイ(石)さがし”をして親子でみどり色のヒスイだけではなく、珍しい“ラベンダーヒスイ”などを見つけたことや、前に行った「ひすい王国館」「ひすいの岩」のお話もしてくれました。温泉の話からは、「地面を何㎞掘ったら温泉が出てくるのかな?」また、「温泉の湯ノ花」についても話題が及びました。
みんなのお話はつぎつぎと尽きません。
濃いピンク色のホウセンカだけでなく、黄色のホウセンカも見たこと。そのホウセンカの黒い種の形を絵に描いて見ると、その形から連想→以前に調べたスズメ蛾の幼虫のフンの形,孵化後から蛹前までの体長の変化とフンの大きさの変化→飼育ケースの中にいるアゲハの幼虫の観察(目のように見えるものは?口はどこ?頭を何度もなでると肉角をだし匂いを出すのはなぜ?)→明日の台風23号の動き方やお天気記号の種類・・・などなど興味のあるテーマがたくさん飛び出しました。
あらかじめ用意していた『しぜんビデオ鑑賞』をする時間はすでになくなっていました。子どもたちは、「しぜん」に関することでは何かしら自ら伝えたいことが溢れ出てくるようで、私が絵を描きながらお話をしていたはずが、いつの間にかペンの持ち手が代わり、子どもたち自らがペンを使ってみんなに図解入りの説明をしているといった頼もしく微笑ましいひとときとなりました。ふと時計に目をやると終了時間が過ぎていました。ビデオ鑑賞はまたの楽しみにしましょう!

スズメ蛾幼虫の成長に伴うウンチコレクション

アゲハ5齢(終齢)幼虫

松ぼっくり 「アカマツ?クロマツ?」
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ホームワーク/
・松ぼっくりをコップの水に一晩つけてみると?また、その後、暫く乾かしてみたらどう変化するかな?
・お天気記号の1つを調べてくること。
テーマ 『道ばたのさんぽ 路地/公園へ』
今日は、1年生のAちゃんが、“すすき”を持ってきてくれました。

すすきの上を、“あきあかね”が飛ぶ風景が思い浮かびます。学校の行き帰りにも、さまざまな植物,生き物に出会うことができます。
はじめに、紙面に描いた絵の中の虫,植物,鳥などをさがし出し、「家のまわりのどの辺にいるかな?」「この絵の季節はいつかな?」など話をしながら、知っているものを色エンピツで塗りつぶしていきました。
そして、今日のしぜんクラスはお山を下り、お家の生け垣や白川通り歩道の街路樹の植え込みを観察しながら、上終公園まででかけて行きました。道ばたを歩いて、春にいたつばめの話をしたり、タンポポのロゼットの形,種を見ていると、みんなの友達や地域の人にたくさん出会いました。

タンポポのロゼット ヤブガラシ(セスジスズメガの大好物)

四つ葉のクローバー見つけた! ないかなないかな四つ葉クローバー

エノコログサ スズカケノキ
スズカケノキは、「わたしの木」という感じの長生きの大きな木。これもたった1つの種から生まれたのです。6年生のMちゃんとあっちとこっちから木をはさんだら、ようやく手が届くほどの大きさでした。いったいいつからここにあったのでしょう。私の小さな頃にもここに確かにありました。スズカケの実が落ちる頃、カエデの葉が紅く紅葉する頃、また遊びにいきましょう。今は夜、公園ではきっと虫の大合唱が聞こえていることでしょう。
「ワクワクしぜん教室」 /山の学校 しぜんクラス主催
日 時 8月24日(火) 行き先 比叡平~池の谷薬草園~大文字山三角点(△466)~送り火火床~銀閣寺
「ワクワクしぜん教室」は、山の学校小学生の夏休イベントとして今年で2年目となりました。
午前3時に雨があがったお陰で、幼稚園の麓での集合時間午前8時50分から、リュックを背負った小学生とそのお父さま,お母さまがつぎつぎと集まって来られました。
思い返せば、昨年の瓜生山コースを歩いたときも、前日より雨が降り続いていたにもかかわらず、スタートする時間が近づくにつれ不思議と雨があがり、森の中を歩いている数時間だけは少しも濡れることなく、まるで、自然の懐に迎え入れられたような時間だったことを思い出します。
集合のあと、みんなで最寄りの別当町バス停から、ひとまず大津市比叡平行の京阪バスに乗り込み、終点をめざし出発です。比叡平は市内より高台にあるだけに、バスを下車したときはとても涼しく、まるで信州にきたかのように爽やかな気候でした。
10分ほど歩き、北山杉が林立する道を通過して、如意ケ嶽にある「池の谷地蔵尊」の境内に薬草園はありました。6000坪に600種類の薬樹,薬草,ハーブコーナーがあり、お地蔵さんを守っておられる尼さんが快くお迎えくださいました。そして、周辺を先導しつつ、さまざまな薬草を観察しながら説明を続けられました。驚いたことは、「キョウチクトウ」や「トリカブト」「ムラサキケマン」など、一般的に毒があるとされる木や草が薬草であったということです。お尋ねをすると、なるほど、「処方する量によって、薬にもなりますよ。」と言うことでした。また、私たちのごく身近にある「ハコベ」「オオバコ」なども薬草となるそうです。結局、自然植物は大方が薬草になり得るということでしょう。
実際に見学した薬草と薬効をあげますと、
| <植物名> | <薬用部位> | <薬効> |
|---|---|---|
| アジサイ | 花と葉 | 解熱剤 |
| イブキジャコウソウ | 全草 | 咳,痰,風邪,頭痛 |
| ウイキョウ | 果実 | 健胃,去痰 |
| エゾリンドウ | 根,根茎 | 食欲不振,胃酸過多,消化不良 |
| カキドオシ | 全草 | 糖尿病,水虫 |
| カラスビシャク | 球茎 | 健胃,鎮吐,鎮咳,去痰 |
| カレンボク | 全㈱ | 抗ガン作用,抗白血病 |
| カンアオイ | 根茎,根 | 咳止め ギフチョウが好き |
| ゲンノショウコ | 全草 | 下痢止め,健胃,冷え性高血圧予防 |
| ステビア | 葉 | 甘味料 |
| タラノキ | 樹皮,根皮 | 糖尿病,腎臓病,胃潰瘍 |
| チョロギ | 塊茎 | 打撲 |
| トウキ | 根 | 貧血症,腹痛,月経不順,生理痛 |
| トチュウ | 樹皮 | 強精,強壮,鎮痛薬茎をちぎるとねばる |
| トリカブト | 塊根 | 鎮痛,強心,利尿 |
| ノリウツギ | 樹皮,根 | 疥癬,女性の洗髪料,マラリア |
| ハナイカダ | A.葉,果実 | A 痢疾,血便,胃痛 |
| B.根 | B.咳,月経不順 | |
| ハブソウ | 種子,葉 | 緩下,健胃剤 |
| ヘクソカヅラ | 果実 | あかぎれ,ひび,しもやけ |
| ボタン | 根皮 | 解熱,鎮痛,消炎,浄血薬 |
| ホップ | A.果穂 | A.健胃,鎮静 |
| B.ホップ線 | B.利尿,健胃鎮静 | |
| メグスリノキ | 樹皮,小枝 | 目薬 |
| ワサビ | 根茎 | リウマチ,神経痛,防腐,殺菌 |
| マムシグサ | 球茎 | サポニンを含み、嘔吐,下痢,腹痛 |
*採取時期は、一般には根や根茎はその地上部が枯れる頃、種子や果実は完熟した頃,葉は夏もっ とも繁茂する頃、花や全草は開花寸前の頃がよいとされている。
*薬草には毒性の強いもの、増量すると有毒作用を示すものも多くあり、日頃利用しているもの以外は、専門家に相談する。
*採取にあたっては、薬草に似た毒草が多くあり、注意する。
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ビールの原料になるホップなどを見ながら、敷地内の谷へ下りていき、水の流れのある湿地には、“ワサビ”がたくさんできていました。小学生が中に入って、何本かを採ってそれぞれの手に渡してくれたので、そのワサビの茎を少しかじってみると、とても新鮮なワサビの香りがしました。
園内のスタート地点に戻ってくると、地蔵尊の方がお茶やジュースをご用意していて下さり、皆で有り難く頂戴して薬草園をあとにしました。
約30分ほど、北山杉やシダ類の茂る山道を歩き、大文字三角点の頂上466mに到着しました。そこは平坦な場所で、南側に景気が開け、山科方面が眺められます。そこで、お弁当を広げることに決定!
食後、しばらく休憩をしている時、銀閣寺方面から来た方が近づいてこられ、『今、あっちに不思議なものがありましたよ?』と教えて下さったので、急いでかけつけてみると、白く粉をふいたような小さなモノが、宙をフワフワと浮いているのが見えました。
「あれ、一体なんやろ?」と、暫くみんなで首をかしげながら見つめていると、どうやらそれは、木の上の方から、目に見えないくらいの糸状のものにぶら下がって、フワフワと風もないのにゆらめいているようでした。その『不思議な生き物』は、後でSちゃんのお母さまが調べて下さり、『セミヤドリガ』の終齢幼虫であることがわかりました。(この画像は最終的に葉の上に載せたものです)
幼虫は、主にヒグラシに寄生して成長し、終齢幼虫になってしばらくするとセミから離れ、口から吐く糸でまゆをつくってさなぎになる準備をするそうです。結局、木の枝にくっついていたところが、まゆの糸が長く伸びて、高い木の上から糸の先にぶら下がって揺れ動いていたのだと想像できました。
最後に、用意していた登頂記念プレートに全員で名前と絵を書き込み、りょうま先生に高い木の枝にくくりつけてもらいました。記念写真を撮影した後、大の字の方面に向かって再スタートです。
途中、雑木林の片隅でたくさんの“きのこ”に出会いました。
「こんなきのこがあったぁー!」と、子どもたちは見つけるのがとても上手です。きのこ探しをしながら歩くとキリがないほどで、いろんな形,いろんな色,毒きのこではないかな?など、名前を知りたくなります。きのこハンドブックで、「きっと、これだね。」というものがいくつかありました。
結局、Mちゃんが見つけたのは“オオホウライタケ”、Yくんのは“サクラシメジ”、Kくんは“ドクヤマドリ”でした。

そうこうしながら林を抜け出ると、途端に視界が開け、いよいよ京都の街や周囲の山々が一望できる場所に出ました。「すごい見晴らし!」「あーよかったー」と、一歩一歩自分の足をたよりに歩いてきたごほうびのパノラマ風景が目の前にありました。
「あれが御所やね」、「吉田山かな」、「幼稚園の方が見えるね」。普段は滅多に見られない高い場所からの景色を堪能しながら、また下りていきました。
途中、Kくんは、これまた珍しく、柄がなく、直接木から傘が何枚も生えている、びっくりするような赤い色をした、きのこを発見しました。本で見ても「マンネンタケ」や「カンゾウタケ」のようでもなくて、名前が結局不明です。
その後、「千人塚」では、きれいな石を見つけたり、どんどん下山していく途中、風化した花崗岩の岩肌がむき出しになった所とその下に溜まった白川砂を観察しました。「花崗岩の中の石英はガラスの材料になるよ。」とKくん。
麓では、1億年以上も前にできたチャート地層を(下左)、銀閣寺境内入り口の石畳では、むかし、マグマが入ってきたときの熱で焼かれてできた泥岩のきん青石ホルンフェルスを(下右)観察し、銀閣寺をあとにして解散場所へと向かいました。
大文字山には、山科方面,蹴上方面,鹿ケ谷方面へ下りる等のさまざまな登山コースがあり、植物,昆虫,石を観察しながらハイキングができるとても身近なよい場所です。今回の「しぜん教室」は、約5時間の行程でしたが、何より天候に恵まれて、自然の中を歩く楽しみを大勢で共有できたことを大変嬉しく思いました。
参加後、1年生のGくんが送ってくれた絵入りのお手紙です。
無窮の彼方へ流れゆく時を、めぐる季節で確かに感じることができる。自然とは、 何と粋な計らいをするのだろうと思う。一年に一度、名残惜しく過ぎゆくものに、 この世で何度めぐり会えるのか。その回数を数えるほど、人の一生の短さを知る ことはないのかもしれない。今頃松本さんもアラスカで大自然を相手にシャッターを切っておられることでしょ う。秋にお話を伺える機会を持ちたいです。
--
606-8273
京都市左京区北白川山ノ元町41
北白川幼稚園 / 山の学校
TEL 075-781-3200 / FAX 075-781-6073
山下太郎
http://www.kitashirakawa.jp
**小学生しぜんクラスだより** 6月22日(火) (山の学校 しぜんクラス担当 山下育子)
テーマ “水生昆虫(すいせいこんちゅう)”
梅雨の真っ直中と言うのに、爽やかな晴天に恵まれました。
先週に引き続き、“ひみつの森”の水たまり(貯水池)へ水生昆虫を求めて出発する前に・・・
○水生昆虫って? 何だろう。
※一生のある期間、水の中にすむ昆虫のこと。
○水生昆虫のすむ場所はどこ。
①流れの少ないところ ( ) ( ) ( )
※田んぼ,池,湖,水たまり・・etc.
・すんでいる昆虫は? ( )
※トンボ,アメンボ,ミズカマキリ,
タイコウチ,ミズスマシ,ゲンゴロウetc.
②流れのあるところ ( )
※川
・すんでいる昆虫は? ( ) ( ) ( ) ( ) ( )
※ホタル,カワゲラ,トビゲラ,ヘビトンボ,カゲロウetc.

◇ 図鑑で下調べをしたあと、手には水陸両用の虫取り網を持って、いざ出発!
“ひみつの森”に着くなり、網を水の中へすぅーっとひとすくいすると、中にはオタマジャクシ,トンボの幼生,アメンボ,マツモムシ等いろいろな生き物が入ってきました。見たこともない昆虫もいるようす。子どもたちは、泳ぎ回る生き物や水中で葉脈だけになった葉など、幾度も網を水の中につけては目を皿のようにして中に入ってくる生き物を探します。

「このオタマジャクシ可愛いー!」と、手の平にのせて観察するMちゃん。オタマジャクシはかなり沢山いるようです。
「もうすぐ後ろ足がでてきそうね。」
ふと横を見ると、何かと格闘中のGちゃん。水たまりの上の木に、何やら綿菓子のような白い塊。

「白くもったりと木に産みつけられたのは、何だろうね?」
「そや、モリアオガエルの卵や!」
「その中でオタマジャクシにかえって、下にある水にポトンと落ちて泳ぐわけか。うまくできてる!」
どうしても手にとって確かめたいGちゃんは、網を持った手をグッと伸ばし、卵の半分をゲット。

「中に卵のつぶが見えてる・・」
「じゃ、大事に飼育ケースに水を張って観察してみようか。」
- - - - -
持ってきた手提げ水槽にいくらかの水生昆虫を入れ、楽しかった“ひみつの森”を後にしました。
そして、皆はスタート地点の幼稚園の園庭に戻って来ました。
**クロアゲハとのお別れ**
今日、Sちゃんは、“クロアゲハ(蝶) 夏型クロアゲハ 60㎜~70㎜くらい”を、ケースに入れてお家から小学校を経て、しぜんクラスまで運んできていました。結構大きなケースです。
なぜかと言うと、何処かで羽がちぎれて傷ついていたクロアゲハを見つけ、お家で花の蜜を吸わせたりハチミツを食べさせながら育てていたということでした。

いよいよ、そのクロアゲハを、お山に続く幼稚園のお庭で自然に返してあげようということになりました。
皆でケースのふたを開けて、Sちゃんは声をかけます。
『さあ、飛べ!がんばれ!』

クロアゲハのとまった蓋を頭上にあげると、いつしか、フワッ・・と、空高くクロアゲハは舞い上がり、園舎の屋根を見おろす大きなクスの木の上へと飛び立って行ったのです。
「ヤッター!!」 「飛べたねー。」 「すごい。力が残ってたんだねー!」
思わず、皆が拍手をしたその時でした。飛んでいったはずの“クロアゲハ”が、あちらから、舞い戻ってきたのです。 あっ、 “トンボ”と一緒です!
皆、空中を見つめて、こちらに目がけて飛んでくるクロアゲハとトンボの様子をただ見守っていました。
クロアゲハとトンボは、少しの間、皆の頭上を舞ったあと、
『今度こそ、行ってくるよ-!』
と言っているように、トンボは南へ、クロアゲハは東の大文字方向(花の咲いた高い木の方向)へ羽ばたいて行きました。
それは、一瞬の出来事でした。不思議な、でも確かなことで、私達は皆で何かに吸い込まれるような、言葉の要らない時間を共有した思いがしました。
* * * * * * * * * *
その後、教室に戻り、長方形のバットに移した水中生物を手にとり観察しました。

↓この日は、コスズメ(蛾)のサナギのお客さんがありました。手にとって、指でつまむと、おしりを右へ左へ「ピクッ、ピクッ」と力強く動かします。あと、1週間くらいで羽化するのでしょう。
↑<コスズメ蛾のウンチコレクション/幼虫10mm~蛹前55mmまで約2週間分の変化>
**現在、教室に仲間入りした生き物**
・アメンボ・・・・・生きた小さな虫が水面に落ちる波動で近づき、手で獲物を押さえ、長いストローのような管 で刺して体液を吸う肉食性で、飼うにはエサの捕獲が大変。

・オタマジャクシ・・種類は不明。カエルになる前は、金魚のエサ(テトラフィン)でよいとの事。カエルになると エサが生き物に変わるので、その前に自然にもどしたいです。
・トンボの幼生・・・名前は不明。詳しいトンボの図鑑が必要。ボウフラ,アカムシを食べていました。

・アカアシクワガタ・園内を歩いていて、メス。土にもぐり、よく昆虫ゼリーに顔をつっこんでいる。
・キボシカミキリ・・お山の石段を歩いていた。つかむと、キュッキュッと音を出すので可愛い。そう言えばイ チジクの葉の下に落ちていた。黒い体に黄色の斑点。
・モモスズメ(蛾)・・サナギ(そろそろ羽化する時期)
・コスズメ(蛾)・・・・サナギ(同上)
・カミキリムシのサナギ・・朽ちた木の中で生育。
・スズムシ・・・・・昨年のスズムシが今年6月に入り孵化した小さな子どもスズムシ。小さくまだ鳴きません。 欲しい方、あげます!
・カブトムシ・・・・よう室をつくりサナギに。何匹入っているのだろう。
しぜんクラス 小学生 6月15日(火) (山下育子)
テーマ “アメンボ” (水の上のスケーター)
--梅雨の間の爽やかな晴れとなりました。
今日のしぜんクラスは、春から秋にかけて、公園の池,田んぼ,学校のプール,
水たまりにいるアメンボについてまず考えてみました。
この近くで見られるアメンボは、 “アメンボ” “大アメンボ” “シマアメンボ”
などです。
では、ここでクイズです。
① どうして、アメンボは沈まないのだろう?
② 日本で一番大きなアメンボは?
大きさはどれくらいかな?
*アメンボは、体が水をはじく毛でおおわれており、水面も歩けるのです。
肉食性で虫が水の上に落ちると丸い波の輪が広がることによってアメ
ンボはそれを足で感じ虫に近づきます。ストローのような口で虫の体液
を吸います。
◎アメンボを真似て、バットに水を張り、クリッブ,1円玉,画鋲,クギ
などを水に浮かべてみましょう。上手く浮くまで何度もやってみました。
・まず、ゆびでこする → 油をつける → 水の上にそっとおいてみる
すると、クリップ,1円玉は簡単に水に浮きましたが、クギや画鋲などはすぐに
沈みます。
上手く浮いたものを観察すると、まわりの水面がへこんでいる様子に気がつきます。

ひみつの森へ Let's go!
--後半は、お山の奥のひみつの森にある水たまりへ、実際にアメンボを探しに
でかけました。
案の定、大小、たくさんのアメンボが所狭しと密集して水面をスイスイと泳いで
いました。

用意した紙コツプに上手くつかまえ、本当に“アメ”のように甘いにおいがする
のかどうか、確かめました。 『みんな、どんなにおいがしたっけ?』
*アメンボという名前は、あめのようなあまいにおいを出すことから名付けられた
そうです。
では最後に、今日のクラスにやってきた、生き物のお客さんをご紹介しましょう!
たくさんの観察ができ、図鑑で調べてみましたね。
1 モモスズメ(蛾)の幼虫 (Sくんのお家のブドウの葉っぱで育っていたそうです)

2 コスズメ(蛾)の幼虫 (同上)

3 エゾスズメ(蛾)の成虫 (幼稚園の草むらのカラタチの木の辺りで、オス,メスが
交尾していて、まるで大きな枯れ葉のように見えたもの)

4 ノコギリカミキリの成虫(幼稚園のお庭で急ぎ足に歩いていたもの)
5 サナギからかえったスズムシのこども(昨年の夏の卵がかえったもの)
* しぜんクラス終了後、飼育ケースに入ったノコギリカミキリを観察している時、産卵管を
おしりから出して、卵を25個ほど次々と産んでしまいました。
貴重でとても印象的なシーンに遭遇できて感激でした。
で、メスのノコギリカミキリだったという訳です!

5月18日/5月25日 (山下育子)
お山では、この春出た若竹がグングンと成長して立派な竹になっています。
2週間続きの作業として、竹の節に注目しながら“のこぎり”で竹を切っ
てみる、そして、一人一人がお手製の花器を作ったら、その中に春の花を
植えインテリア飾りが出来上がりました。

5月18日/5月25日 (山下育子)
お山では、この春出た若竹がグングンと成長して立派な竹になっています。
2週間続きの作業として、竹の節に注目しながら“のこぎり”で竹を切っ
てみる、そして、一人一人がお手製の花器を作ったら、その中に春の花を
植えインテリア飾りが出来上がりました。

** * SENSE OF WONDER !
「しぜん」だより 山下育子(山の学校 しぜんクラス担当)
4月6日に“お山の春めぐり”というテーマでスタートした<しぜんクラス>では、ただ今~自然からの恵みの春~を毎回楽しんでいるところです。メンバーの小学生たちは、勿論、皆自然が大好きで自然のメガネ!を持っているようです。学校の帰り道で、家の周辺で、また、お山を登る階段で、何か面白そうものを見つけては、持ってきて机に並べて話をしてくれます。ヨモギだったり、カラスノエンドウだったり、校庭のカモジグサだったり・・。
この、ごく「身近な生き物(身近な自然)に気づく」ことこそ、自然の美しさ,大きさを感じ取る感覚の原点ではないかと思います。
道端にタンポポが咲いているのに気づく
ツバメが飛び回っているのに気づく
小さなオオイヌノフグリの青い花に気づく
生き物に『気づく』目と心を持って、自然から生き生きとした美しさ,不思議を感じ取れる心を子どものうちにしっかり宿らせておきたいものです。将来、家庭生活や仕事に於いても、生きる喜び、希望を失うことなく、幼い頃に自分とともにあった自然に、きっと支えられ勇気づけられることがあるでしょう。
週一度の<自然クラス>では、心の柔らかな子どもたちが、仲間と自然に触れるひと時を大切にしています。
一方、私たち大人においても、お買い物の途中で、または親子でお散歩をしながら、このよい季節をささやかな~道草の自然観察~をして楽しみたいものです。

“竹の子を掘ろう!”――ある4月のクラス
お山の竹やぶは、今年もたくさんの“竹の子”が顔をのぞかせました。
竹の種類は、孟宗竹(モウソウチク)<イネ科>中国原産。幹は太く直径は8~20㎝、高さ10~12m。
はじめにクイズをしました
クイズその1 竹は木かな? 草かな?
クイズその2 竹の高さはどのくらいかな?
クイズその3 ササの高さはどのくらいかな?
① 道具・・・・・・・ *スコップ,シャベル,ぐんて,たけのこ袋
② 掘り方のコツ・・・ *足のうらの、感覚で竹の子をみつける。
*足でふんで、ふくらみのあるところや、地面がもこっと膨らんでいるところに竹の子がある。
「うわぁ、いっぱい竹の子出てるー」 「どれにしようかなぁー」
「かたーい!」 「幼虫(カブト虫)が出てきたー!」
―――竹やぶに賑やかな声が響きます。あちらこちらに、頭を出した竹の子がいっぱい見えています。
ご近所の方も出てこられ、竹の子相手に奮闘している小学生たちに、「しっかり、しっかり!」とエールを送ってくださいました。
皆の目は輝き、ただちに自分のスコップを土にさし込み、グイッと掘り上げる感覚、音、匂いを何回も体感しました。
この日は、子どもたちの土の割れ目と竹の子の頭を発見するするどい眼差し、気迫、沸き上がるエネルギーが沢山の収穫と結びつき、大きくふくらんだ袋を手にお山を下りていく姿も勇ましく、子どもたちの逞しさが嬉しい一日となりました。自ら掘り上げたお土産の竹の子のお味はきっと美味しかったことでしょう!
** * SENSE OF WONDER !
「しぜん」だより 山下育子(山の学校 しぜんクラス担当)
4月6日に“お山の春めぐり”というテーマでスタートした<しぜんクラス>では、ただ今~自然からの恵みの春~を毎回楽しんでいるところです。メンバーの小学生たちは、勿論、皆自然が大好きで自然のメガネ!を持っているようです。学校の帰り道で、家の周辺で、また、お山を登る階段で、何か面白そうものを見つけては、持ってきて机に並べて話をしてくれます。ヨモギだったり、カラスノエンドウだったり、校庭のカモジグサだったり・・。
この、ごく「身近な生き物(身近な自然)に気づく」ことこそ、自然の美しさ,大きさを感じ取る感覚の原点ではないかと思います。
道端にタンポポが咲いているのに気づく
ツバメが飛び回っているのに気づく
小さなオオイヌノフグリの青い花に気づく
生き物に『気づく』目と心を持って、自然から生き生きとした美しさ,不思議を感じ取れる心を子どものうちにしっかり宿らせておきたいものです。将来、家庭生活や仕事に於いても、生きる喜び、希望を失うことなく、幼い頃に自分とともにあった自然に、きっと支えられ勇気づけられることがあるでしょう。
週一度の<自然クラス>では、心の柔らかな子どもたちが、仲間と自然に触れるひと時を大切にしています。
一方、私たち大人においても、お買い物の途中で、または親子でお散歩をしながら、このよい季節をささやかな~道草の自然観察~をして楽しみたいものです。

“竹の子を掘ろう!”――ある4月のクラス
お山の竹やぶは、今年もたくさんの“竹の子”が顔をのぞかせました。
竹の種類は、孟宗竹(モウソウチク)<イネ科>中国原産。幹は太く直径は8~20㎝、高さ10~12m。
はじめにクイズをしました
クイズその1 竹は木かな? 草かな?
クイズその2 竹の高さはどのくらいかな?
クイズその3 ササの高さはどのくらいかな?
① 道具・・・・・・・ *スコップ,シャベル,ぐんて,たけのこ袋
② 掘り方のコツ・・・ *足のうらの、感覚で竹の子をみつける。
*足でふんで、ふくらみのあるところや、地面がもこっと膨らんでいるところに竹の子がある。
「うわぁ、いっぱい竹の子出てるー」 「どれにしようかなぁー」
「かたーい!」 「幼虫(カブト虫)が出てきたー!」
―――竹やぶに賑やかな声が響きます。あちらこちらに、頭を出した竹の子がいっぱい見えています。
ご近所の方も出てこられ、竹の子相手に奮闘している小学生たちに、「しっかり、しっかり!」とエールを送ってくださいました。
皆の目は輝き、ただちに自分のスコップを土にさし込み、グイッと掘り上げる感覚、音、匂いを何回も体感しました。
この日は、子どもたちの土の割れ目と竹の子の頭を発見するするどい眼差し、気迫、沸き上がるエネルギーが沢山の収穫と結びつき、大きくふくらんだ袋を手にお山を下りていく姿も勇ましく、子どもたちの逞しさが嬉しい一日となりました。自ら掘り上げたお土産の竹の子のお味はきっと美味しかったことでしょう!
火曜日は「しぜん」のクラスがありました。子どもたちは、山の階段を登りなが
ら、きょろきょろ捜し物をして登ってきます。部屋に着くと、必ず手には昆虫か、
植物が・・・。それが何か、図鑑で調べることからクラスはスタートします。
この日は、山の中へ探検に出かけました。途中で、巨大なナメクジを見つけたり、
アオダイショウを発見したり。特筆することは何もなくても、青空の下、山の緑
に包まれて、あたりをきょろきょろするだけでも、大切な思い出になると思いま
す。(私自身、この山の木登りをして小学生時代過ごしたことを思い出します)。
■ラテン語(水曜日)
キケローの「老年について」を原文で読んでいます。この日の読解は、「自然に
逆らうのは、ギガンテスの如く神々を相手に戦うことに他ならない」という箇所
から始まりました。ここでいう「自然」とは、老いの訪れと言い換えてもよいで
しょう。若い内から、自分の老いをどうすごすかをよく考えないといけないなぁ
(笑)と感じさせられることしきりです。
■かず(木曜日)
低学年の「かず」には二人のお客さんが参加しました。小学校1年のKちゃんは、
課題の本をほとんどすべてこなしてしまいました。あと10分あれば、1冊最後
の問題まで終わったでしょう。2年生のHちゃんも、お連れの友人に刺激されて、
文章題を頑張って解いていました。
■えいご(木曜日)
中二の英語は、仲良し3人組です。中1の復習と中2の予習の二本立て。英文の
音読(タイムも計る)を徹底的に。3人いると、互いに刺激しあうので、スリル
があります。中1の復習プリントは、9割以上できるのですが、やはり間違うと
ころは間違います。同じプリントをコピーし、もう一度一からやり直し。最後に
もう一枚、同じプリントを配ってだめ押し。われながら、しつこいやり方と思い
ますが、英語の勉強はしつこいくらい一つのことを繰り返すのが大事なのです。
火曜日は「しぜん」のクラスがありました。子どもたちは、山の階段を登りなが
ら、きょろきょろ捜し物をして登ってきます。部屋に着くと、必ず手には昆虫か、
植物が・・・。それが何か、図鑑で調べることからクラスはスタートします。
この日は、山の中へ探検に出かけました。途中で、巨大なナメクジを見つけたり、
アオダイショウを発見したり。特筆することは何もなくても、青空の下、山の緑
に包まれて、あたりをきょろきょろするだけでも、大切な思い出になると思いま
す。(私自身、この山の木登りをして小学生時代過ごしたことを思い出します)。
■ラテン語(水曜日)
キケローの「老年について」を原文で読んでいます。この日の読解は、「自然に
逆らうのは、ギガンテスの如く神々を相手に戦うことに他ならない」という箇所
から始まりました。ここでいう「自然」とは、老いの訪れと言い換えてもよいで
しょう。若い内から、自分の老いをどうすごすかをよく考えないといけないなぁ
(笑)と感じさせられることしきりです。
■かず(木曜日)
低学年の「かず」には二人のお客さんが参加しました。小学校1年のKちゃんは、
課題の本をほとんどすべてこなしてしまいました。あと10分あれば、1冊最後
の問題まで終わったでしょう。2年生のHちゃんも、お連れの友人に刺激されて、
文章題を頑張って解いていました。
■えいご(木曜日)
中二の英語は、仲良し3人組です。中1の復習と中2の予習の二本立て。英文の
音読(タイムも計る)を徹底的に。3人いると、互いに刺激しあうので、スリル
があります。中1の復習プリントは、9割以上できるのですが、やはり間違うと
ころは間違います。同じプリントをコピーし、もう一度一からやり直し。最後に
もう一枚、同じプリントを配ってだめ押し。われながら、しつこいやり方と思い
ますが、英語の勉強はしつこいくらい一つのことを繰り返すのが大事なのです。
他のクラスのことは、ご担当の先生から直に書き込んで頂けると有り難いです。
>よろしくお願いします。
他のクラスのことは、ご担当の先生から直に書き込んで頂けると有り難いです。
>よろしくお願いします。
** * SENSE OF WONDER !
「しぜん」だより 山下育子(しぜんクラス担当)
自然を思う―――
私たちは毎日どれくらいの自然を感じながら、二度と帰らない一瞬一瞬を過ごしているのでしょうか。
夜には月や星が私たちを照らし、その夜空を見上げて、遠く親の背で同じ月を見たことを思い出すふとした瞬間に、私たち大人も、傷つき疲れた心を癒してくれるものがすでに用意されていたことに感謝したい気持ちになります。そして、明日もまた必ず太陽は昇ってくれます。
また、多忙な日々、さまざまな試練が目前に立ちはだかり、生きている意味を問い直したくなるほどの日常に、小さなアリが黙々と自分より数倍大きな荷物をひたすら運ぶ姿を見つけた時、そこに自分と同じ魂を感じ、共感し、暫く時を忘れさせてくれる瞬間があるのは、自然を観る喜び以外の何ものでもありません。
また、人によっては花瓶に生けた花が、毎日少しずつ花びらを開かせ、香りをただよわせながら私たちに美しく語りかけてくれる様子を毎日楽しみにするのも、身近な自然を感じることに他ならないでしょう。
そして何より、「しぜんクラス」の子どもたちが、“宝物の石”“宝物の虫”を持ってきて得意げに話を交わしている時や、山の中で何かを見つけてワクワクした気持ちで自然と向かい合っている真剣な姿は、このクラスの子どもたちが最も輝いている瞬間に違いありません。
自然の中には私たちが生き物のひとつとして明日を生きるための、そして心身を癒してくれるためのエネルギーが蓄えられており、それを私たちは当然のように毎日享受して生きているのだと感じることができます。
そう思うと、子どもたちが、その生命力が溢れて心が輝いているはずの頃に、テレビ,ゲームの類に多くの時間を満たされがちで、言わば人工的な環境に心が浸され頭脳を不自然に動かすトレーニングに慣れてしまう一方、生身の人間との関わり、自然の偉大さを感じる心が成長しないまま大きくなることは、取り返しのつかない残念なことなのかも知れません。
私たち人間は、皆大いに自然の中を歩き、大人も子どもから多くを教えてもらい、不思議なものを見つけ、大人と子どもの枠を越えて自然を共有する気持ちを持ちたいものです。また、子どもたちにとっても、自然の感動をわかち合える大人の存在があって、その経験を思い出として心に刻んでいくことができるのでしょう。
「しぜんクラス」は、毎回時間が足りないくらいです。そんな中で、ささやかな自然であっても、目で見、手で触れ、風の音,空気のにおい,水の流れ,土の感触を忘れず、二度と戻らない自然の中に身を置く瞬間を大切にしたいと考えています。
** * SENSE OF WONDER !
「しぜん」だより 山下育子(しぜんクラス担当)
自然を思う―――
私たちは毎日どれくらいの自然を感じながら、二度と帰らない一瞬一瞬を過ごしているのでしょうか。
夜には月や星が私たちを照らし、その夜空を見上げて、遠く親の背で同じ月を見たことを思い出すふとした瞬間に、私たち大人も、傷つき疲れた心を癒してくれるものがすでに用意されていたことに感謝したい気持ちになります。そして、明日もまた必ず太陽は昇ってくれます。
また、多忙な日々、さまざまな試練が目前に立ちはだかり、生きている意味を問い直したくなるほどの日常に、小さなアリが黙々と自分より数倍大きな荷物をひたすら運ぶ姿を見つけた時、そこに自分と同じ魂を感じ、共感し、暫く時を忘れさせてくれる瞬間があるのは、自然を観る喜び以外の何ものでもありません。
また、人によっては花瓶に生けた花が、毎日少しずつ花びらを開かせ、香りをただよわせながら私たちに美しく語りかけてくれる様子を毎日楽しみにするのも、身近な自然を感じることに他ならないでしょう。
そして何より、「しぜんクラス」の子どもたちが、“宝物の石”“宝物の虫”を持ってきて得意げに話を交わしている時や、山の中で何かを見つけてワクワクした気持ちで自然と向かい合っている真剣な姿は、このクラスの子どもたちが最も輝いている瞬間に違いありません。
自然の中には私たちが生き物のひとつとして明日を生きるための、そして心身を癒してくれるためのエネルギーが蓄えられており、それを私たちは当然のように毎日享受して生きているのだと感じることができます。
そう思うと、子どもたちが、その生命力が溢れて心が輝いているはずの頃に、テレビ,ゲームの類に多くの時間を満たされがちで、言わば人工的な環境に心が浸され頭脳を不自然に動かすトレーニングに慣れてしまう一方、生身の人間との関わり、自然の偉大さを感じる心が成長しないまま大きくなることは、取り返しのつかない残念なことなのかも知れません。
私たち人間は、皆大いに自然の中を歩き、大人も子どもから多くを教えてもらい、不思議なものを見つけ、大人と子どもの枠を越えて自然を共有する気持ちを持ちたいものです。また、子どもたちにとっても、自然の感動をわかち合える大人の存在があって、その経験を思い出として心に刻んでいくことができるのでしょう。
「しぜんクラス」は、毎回時間が足りないくらいです。そんな中で、ささやかな自然であっても、目で見、手で触れ、風の音,空気のにおい,水の流れ,土の感触を忘れず、二度と戻らない自然の中に身を置く瞬間を大切にしたいと考えています。