金曜日4:00~5:30(月末)
スローな「むかし遊び」に、いっしょにはまろう!
1話「今日は『やまびこ』の日だぜ」の巻
A「ヒコーキって、いいよなあ…」
B「え?」
A「おれ、高いところからさ、紙ヒコーキ、うんと飛ばしてみたいなあ…」
(ジャングルジムが目に入り)
B「そんならさ。…ほら、あの上からは?」
A「でも、おれひとりってのもなあ…」
ため息。
C「ねえ、わたしこないだね、妹のようちえんで、竹馬作りにいったんの。それでね…」
A「ようちえん?」
C「うん。おやまの」
B「わたし竹馬って、見たことない。乗れる?」
C「うん。昨日そうそう、それでね、乗れるようになったの」
B「へえ…すごーい!」
D「なあなあ、おれ、うちで『けん玉』見つけたんやで」
B「え、できるん?」
D「…ん? うん、まあ…ね」
A「おれ、モシカメやったら知ってるし、見せたろか? あ、でも、おれ持ってへんかった
なあ、けん玉…」
D「なら、こんど持ってくるわ」
E「…そやなあ、ぼくも『こま』もしあったら、いま回したいなあ…」
B「こま、わたし、ようちえんでも回せた!」
E「…うん、だからぼく、一かいでも回せるようになりたいなあって、思って」
D「でも、こまやってるのなんか、見いひんよなあ」
B「ねえ、『カプラ』って知ってる? こないだ、そのようちえんで、してはったんやって」
C「あ! わたし、妹といっしょにしてきた」
A「おまえ…妹いて、えーなあ!」
B「カプラって、どんなん?」
C「口やと、ちょっと言いにくいかも…」
D「おれ、『ひねもす』やったら、知ってる。マジックハンドとかつくれんねん!」
A「おまえも、弟いてんなあ」
D「そう!」
B「わたしのとき、そんなん、なかったなあ…」
E「こんどまた、なんかで、しーひんのかなあ」
声(空に響いて)「A、B、C、D、E君よ…よ…」
全員「え?」
声「しかと聞いたぞ」
B(瓜生山の方を向いて)「あっちからするわ!」
C「しかもわたしの声にそっくりの!」
D「おれの声にもそっくり!」
声「その通り。おぬしたちに返しておるのはな、『やまびこ』なのじゃ」
全員「えー?」
やまびこ「さあ、今日からわしと、おぬしたちとの合言葉は、『やまびこ』じゃ。今日4時に、さっそくお山の幼稚園を目指すのじゃ。そこには新しい遊びが待っておる。一時間半なんぞ、あっという間にすぎる遊びがな…遊びがな…がな…」(と言ってかき消える)
全員(顔を見合わせて)「…ほんとなんかなあ?」
2話「まえは『やまびこ』の日だったぜ」の巻
A「おまえ、先週の金曜日、こーへんかったやろう?」
E「え…なにが?」
A「…って、もう。しゃーないやつやなあ」
D「あ~あ、せっかくおまえが楽しみにしてた○○で、遊んだっていうのに」
E「あ! そっか! 『やまびこ』があったんや…」
B「でも、まあ気にしない、気にしない」
C「また一ヵ月後、あるから」
E「がーん…」
D「でも、おれだって、うっかりするかもな」
A「そんなときはならさ、よし! こうしよう。『お山へ行こうぜ』って、みんなが言うことにしたら!」
やまびこ(さて、どんなことになるか…。これからのお楽しみじゃな。じゃが、やまびこならぬ、「やまび子」たちのために、ちょっとだけ紹介しておこう!)
○ 折り紙ヒコーキを飛ばそう! むかし遊びはいつだってシンプル。思い出すのは、「よっしゃ!」と「ああ~」という天と地ほどもちがう二つの気持ち。そのたびに何度もヒコーキをひろいに降りては、またジャングルジムを登って、期待に胸をふくらませたこと。そんな思い出とヒコーキを作りにおいで! さあ、どんな形のヒコーキなら飛ぶかな? 紙のかたさや折り方をいろいろ変えてみよう!
というわけじゃ。これから月末の金曜日は、
『やまびこ』の日!
そのときに、わしらの『やまび子』たちよ、お山の上で会おう…あおう…おう…。
Posted by at March 11, 2004 03:46 PM