福西@中3数学の代行です。
先週は「式の展開」と「因数分解」のところを、コツコツとやっていました。
そこで習う公式はどれも大事(だと思う)ですが、もしメリハリを出すとしたら、今後一番よく使うはずの
(x+a)^2 = x^2+2ax+a^2 (パパッと2a)
x^2-a^2 = (x+a)(x-a) (パパッと±)
の二つを一番使えるようになってほしいと思います。この二つの公式は、クロス項(上の式では2a、下の式では0)が意味深いので、単に「たすきがけの公式」x^2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b)が劣化した場合というのではなく、よく使う機会があります。
生徒の方はというと、「これさえできたらいいよ」などとずぼらな誘惑にはちっとも曲がらず、少しずつパターンの違った計算問題を、こつこつと解いてくれていました。文字が二つある時、たとえば(x+3y)^2=などになったときは、x^2+6x+9と、yを抜かすようなうっかりはありますが、それ以外は、見ているところ計算のいろはをマスターできているように思えます。(係数が分数になっても、単に通分に時間がかかるだけ、というところまで)
それで、たすきがけですが、とどのつまりは、
「かけてなんぼ、たしてなんぼになる二つの数は?」
ということなので、習うより慣れろで、経験を積むのがいいと思います。
問題 x^2-2x-3を因数分解せよ。
⇔
「かけて-3、足して-2になる二つの数は何?」
答-3と1
よって、(x- )(x- )にその答をうめて、(x+3)(x-1)が本当の答。
ここで、-3と1を得るコツは、足してなんぼ(ー2=a+b)から考えると、答が絞れないので、かけてなんぼ(-3=a×b)を先に注目して考えると、答が見つかりやすいことです。
ところでK.Mちゃんは、素因数分解の意味や、因数分解のたすきがけを、教科書の説明にアンダーラインを引いて一生懸命理解しようとしていて、彼女のそういうところがいつもすごいなあ、と感心します。授業ののっけから、「今日は、因数分解と、連立方程式の応用と、平方根のことを教えてほしい」と言ってきて、結局それらを納得行くまで聞いて、かえって行きました。
Posted by at May 16, 2005 05:48 PM