September 29, 2004

昨日の授業

福西@数の世界です。

昨日は合同式のおさらいと、
連立合同式(中国剰余定理)をメインにしました。

クイズ
「5で割ると2あまり、
 7で割ると3あまり、
 11で割ると7あまる
 数は?」

問題を、合同式に翻訳すると…

x≡2 mod 5
x≡3 mod 7
x≡7 mod 11

素直に計算すると、

 13x≡256 mod 385

となってしまい、ちょっとこれを解くのが、また一苦労だったのですが…。
A君、何度か、ぬか喜びを経験したあとも、あきらめずに(私が途中
あきらめかけたところ…)
「お、割れましたよ! でました」
と、その答えを教えてくれました。

  x≡-158≡227 mod 385

実際、合同式で解いたことのメリットは、
「何で割ると何あまり…」という題意を満たすような数を、
一つだけでなく、すべて尽くせる点にあります。つまり普遍的です。

 x=227に、385や38500を足した数、612、38727も、
 5で割ると、2あまり、
 7で割ると、3あまり、
 11で割ると、7あまります。すごいでしょう?

連立の合同式が、「解を持たない」場合のこととか、「解があれば
それが唯一である」こととかにも踏み込もうかと思ったのですが、
とりあえず、「法が互いに素である」場合だけに限って、このように
遊んでみました。

来週は、ガウスの記号です。

Posted by at September 29, 2004 02:31 PM | TrackBack
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