福西@数の世界です。
昨日は合同式のおさらいと、
連立合同式(中国剰余定理)をメインにしました。
クイズ
「5で割ると2あまり、
7で割ると3あまり、
11で割ると7あまる
数は?」
問題を、合同式に翻訳すると…
x≡2 mod 5
x≡3 mod 7
x≡7 mod 11
素直に計算すると、
13x≡256 mod 385
となってしまい、ちょっとこれを解くのが、また一苦労だったのですが…。
A君、何度か、ぬか喜びを経験したあとも、あきらめずに(私が途中
あきらめかけたところ…)
「お、割れましたよ! でました」
と、その答えを教えてくれました。
x≡-158≡227 mod 385
実際、合同式で解いたことのメリットは、
「何で割ると何あまり…」という題意を満たすような数を、
一つだけでなく、すべて尽くせる点にあります。つまり普遍的です。
x=227に、385や38500を足した数、612、38727も、
5で割ると、2あまり、
7で割ると、3あまり、
11で割ると、7あまります。すごいでしょう?
連立の合同式が、「解を持たない」場合のこととか、「解があれば
それが唯一である」こととかにも踏み込もうかと思ったのですが、
とりあえず、「法が互いに素である」場合だけに限って、このように
遊んでみました。
来週は、ガウスの記号です。
Posted by at September 29, 2004 02:31 PM | TrackBack