June 18, 2004

DE SENECTUTE 10

16日の授業では、キケロー「老年について」10を読みました。


Unus homo nobis cunctando restituit rem,
Noenum rumores ponebat ante salutem:
Ergo plusque magisque viri nunc gloria claret.

話者カトーによって、クイントゥス・ファビウス・マクシムス・クンクタートルへの言及がなされますが、その中で、有名なエンニウスのマクシムス評(上記ラテン語)が引用されています。中務先生の訳をご紹介しましょう。


ただ一人、遷延の策により、われらが祖国を建て直す。
世評より、国の安危を憂えた男、かくして、
今、遅ればせながら、その栄光が世に顕る。

クンクタートル(ぐずぐずする者)というあだ名は、フェビアン協会の名称のルーツになっています。

Posted by at June 18, 2004 02:05 AM
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