16日の授業では、キケロー「老年について」10を読みました。
Unus homo nobis cunctando restituit rem,
Noenum rumores ponebat ante salutem:
Ergo plusque magisque viri nunc gloria claret.
話者カトーによって、クイントゥス・ファビウス・マクシムス・クンクタートルへの言及がなされますが、その中で、有名なエンニウスのマクシムス評(上記ラテン語)が引用されています。中務先生の訳をご紹介しましょう。
ただ一人、遷延の策により、われらが祖国を建て直す。
世評より、国の安危を憂えた男、かくして、
今、遅ればせながら、その栄光が世に顕る。
クンクタートル(ぐずぐずする者)というあだ名は、フェビアン協会の名称のルーツになっています。
Posted by at June 18, 2004 02:05 AM