愛について
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omnia vincit Amor.
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omniaは「すべて」を意味する形容詞omnisの中性・複数・対格です。vinco(打ち勝つ)の3人称・単数・現在の形がvincitで、主語はAmorです。
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「愛はすべてに打ち勝つ」
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ウェルギリウスの『牧歌』に見られる言葉です。
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Odi et amo.
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odi(オーディー)は、完了の形ですが、意味は現在として訳します。→「私は憎む。」
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amo(アモー)はいうまでもなく、「私は愛する。」etは英語のandの意味です。
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「私は憎み、そして愛する。」
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矛盾した心を簡潔に表しています。ローマの恋愛詩人カトゥッルスの言葉です。
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Amantes, amentes.
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amantesはamoの現在分詞・複数・主格の名詞化したもの(=「愛する者は」)です。
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amentesは、第三変化形容詞amens(アーメンス)の複数・主格で、この文の補語になっています。
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動詞sunt(sumの複数・3人称)が省略されています。
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ローマの喜劇作家、テレンティウスの言葉です。
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Nihil difficle amanti.
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nihilは英語でいえば、nothingにあたる言葉です。この文の主語になっています。
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補語が形容詞difficileです。主語と格変化を一致させるため、中性・単数・主格の形です。
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動詞estが省略されています。
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amantiはamoの現在分詞amansの男性・単数・与格です。「愛する者にとって」となります。
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恋する者には何事も困難ではない。
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キケロの言葉です。
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quis fallere possit amantem?
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「クィス・ファッレレ・ポッシト・アマンテム」と読みます。
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quisは英語のwhoに相当します。この文の主語です。
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fallereは動詞fallo(欺く)の不定法です。
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possitは不規則動詞possum(〜できる)の3人称・単数・現在の形です。
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amantemは、amoの現在分詞amansの男性(女性)・単数・対格です。
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愛する者をだれが欺くことができるだろう。
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この文は、「いくら欺こうとしても、恋人にはピンとくる」という意味で、ウェルギリウスの『アエネイス』第4歌に出てきます。amantemはDido(カルタゴの女王)の事を指しています。