ラテン語講習会のご案内

ラテン語は独習に向いています。ラテン語を楽しく独習するコツをお伝えするのがこの講習会のねらいです。

「東京に山の学校があればありがたい」というお声をきっかけにラテン語の出張講習会を始めました。予想を超えるお申し込みと受講生の熱気に押される形で、以来月に一度の割合で東京、名古屋、京都で講習会を行なっています。京都で開くのは、毎週山の学校に通えない方のニーズに応えるためです。

参加者は山の学校と同じく学生、主婦、会社員、教員、退職したシニアなど様々です。「すべての道はラテン語に通ず」と言いたくなるほど、動機こそ違えどもラテン語に対する熱い思いを共有する点でみな同じです。

当初は文法のクラスだけでしたが、今は文法を終えた人のための講読のクラスもご用意し、キケローの『スキーピオーの夢』と『アルキアース弁護』を読んでいます。それぞれ1回3時間の授業ですが、文法クラスは6回(合計18時間)で全体の鳥瞰図が得られるように工夫し、文法を一通り終えたら講読クラスで原典に挑戦するという流れになっています。

入門初歩の初歩

ラテン語に関心があるけれど、どこからどう手を付けてよいかわからない、という方や、下で紹介している6回続けての文法のクラスは時間的に継続して参加できない、という人のために開設した1回きりのクラスです。教科書も辞書も予習も要りません。お配りする資料をもとにして、ラテン語を学ぶ楽しさはどこにあるのか、ラテン語の本当の難しさ(=面白さ)はどこにあるのかについて凝縮したお話をします。すでに独学している人にとっても、軌道修正や山を乗り越えるヒントが得られると思うのでマンネリ打破のためにもお勧めです。>>「ラテン語入門初歩の初歩

文法のクラス

このクラスは1回3時間、6回かけて文法の鳥瞰図を手に入れるコースです。自著『しっかり学ぶ初級ラテン語』を教科書に使っています。解答に至るまでの考え方を丁寧に説明しているので一人でも十分学べる内容になっていますが、例文も練習問題も古典作品からの引用が多く含まれるため、しっかり読み込んでいくと訳語の選択に迷う場合も多々出てきます。講習会では、そうした疑問にもお答えするよう心がけ、オリジナルの文脈の解説にも踏み込み、講読への橋渡しも狙いとしています。

講読のクラス

ラテン語を学ぶ一番の目的は、自分で辞書を引きながらラテン語の文章を味読することにあるのではないでしょうか。このクラスの参加者には、事前に原典の一字一句について詳しい語釈を施したオリジナル資料をお渡しし、予習に役立てていただいています。この資料では、et(そして)一つに至るまで個々の単語の意味と文中の役割を詳述してあるので、この資料があれば一人でキケローの読解に挑戦できる内容になっています。ただしラテン語の常、別解はいくらでもありますので、クラスでは資料に書いた説明と異なる解釈も検討しながら、1度に2節のペースでじっくりと読み進めています。

ラテン語講習会Q&A

Q. 講読は、どのような形式の講義でしょうか。先生が講義中に質問などなさるような形式だと、少しもついていけないなあと感じています。ただ、文法だけやっていても色彩に欠くので、先生のご講義を拝聴させていただくだけでもこれからの勉強の励みにもなるのですが。

A. 現在キケローのテクスト(「アルキアース弁護」と「スキーピオーの夢」)を少しずつ読んでいます。語彙と文法解説を中心とした詳細な資料(ワード文書)を事前にお届けし、予習・復習の便宜を図っています。予習できる部分は予習して参加して頂けたらベストですが、手ぶらでご参加下さったもご理解いただけるように解説いたします。

講読を通して文法の頻出事項は復習の機会を得ることになります。当日は一字一句の意味と文法的説明の確認をしてきます。妙なプレッシャーを与えたくないので私から受講生に細かな質問をすることはしません。受講生から質問が相次ぐため、それをふまえて話があちこちに飛ぶと思いますが、それもライブの授業の良さだと思います。

ラテン語の講読はいうまでもなく1つの正解があるわけではなく、様々な筋の通った解釈が成り立つことを確認することに意味があります。一見「誤訳?」と思われるような解釈に宝が隠れていることが多々あります。「ううむ、それもいいですね」と唸らされることがしばしばあります。熱心な参加者のおかげで楽しく授業が続いています。

Q. 一応、文法のクラスを終えましたが、身に付いていなくて、説明されてわかる。あるいは、辞書や教科書を見て思い出すという感じです。講読のクラスに参加するか、基礎をもっと確実にしたほうがよいのか迷っています。アドバイスをお願いします。

A. 「説明されてわかる」と言えることは一つの学習の達成です。胸を張って頂きたいと思います。まったく未知の言語であればそのようなことは言えません。ラテン語を学ぶ理由は人それぞれですが、何か原文を読んでみたいという気持ちが少しでもあれば、迷わず講読クラスにご参加下さい。

文法クラスは教科書の内容に沿って、最初から最後まで通します。最後まで一通り学ぶことで、ラテン語の地図が手に入ります。実際の地図がそうであるように、そこに書かれた情報を隅々まで熟知しておく必要はありません。大事なことはこの地図を手に持つことであり、その調べ方を知っていることです。ラテン語の教科書の使い方と辞書の使い方を正しく知ることが、文法クラスに参加して得られる最大のメリットです。

次はこの地図を手に、実際に旅をし街を探検する番です。それが講読です。クラスでは一緒に立ち止まって地図を広げることもいたしますが(その都度文法の復習ができると思います)、それがすべてではありません。講読の時間は、自分の直感を磨く時間でもあります。

ラテン語は文法がわかり、辞書と翻訳を参照できてもうまく訳せない場合が多くあります。一つの単語に様々な意味やニュアンスがあること、語彙の省略が頻繁に行われることから、自分なりに文脈を考慮しながら訳語を決めていかなければなりません。

目の前に分かれ道があり、右に行くのか、左に行くのか。ワクワクしながら道を進みます。思っていたとおりの広場に出ると、そこには見たこともない立派なモニュメントが目に入る・・・。講読の時間はこの経験の連続です。

クラスでは原文の一字一句の文法的説明と私の作った訳例を事前にお渡ししていますが、それがあれば全部解決するわけではありません。それをヒントとし自分で納得のいく日本語訳を作るプロセスを楽しんでいただくこと。それが何より大切だと思います。

言うなればラテン語の講読は2000年前の文化遺産をめぐる知的冒険の旅であり、私はそのガイド役を務めたいと思っています。是非講読のクラスに一度参加してラテン語をじかに読むことの楽しさを体験してみて下さい。

文法クラスについて

文法を学ぶことは旅の地図を手に入れることと同じです。このクラスでは『しっかり学ぶ初級ラテン語』(ベレ出版)を教科書に使っています。全体を6回に分けて学びます。独習用に作られた教科書なので事前に予習していただくことが前提です。当日は教科書に即した練習問題をお配りし、その場で解いていただきます。といって試験対策のクラスではありませんので、リラックスして取り組んでいただきます。

過去の例を参考にすると、参加するメンバーの習熟度はまばらですので、一人一人の出来栄えに応じて教科書の前に戻ったり、発展的な事柄を追加したり調整しながら、「ああ、なるほど」と言っていただけるようにご指導いたします。このクラスは旅の地図の使い方に慣れていただくのが目的ですので、適宜旅の案内(=ラテン文学のお話しなど)もいたします。

扱う範囲は次のとおりです。これは教科書の目次と同じです。

Ⅰ(第一部)
1 発音
2 アクセント
3 第一変化名詞
4 第二変化名詞
5 第一・第二変化形容詞
6 直説法・能動態・現在
7 不規則動詞sum
Ⅱ(第二部)
8 命令法・能動態
9 第三変化名詞
10 第四変化名詞
11 第五変化名詞
12 第三変化形容詞
13 直説法・能動態・未完了過去
14 直説法・能動態・未来
15 不規則動詞
Ⅲ(第三部)
16 人称代名詞、指示代名詞(1)
17 指示代名詞(2)
18 代名詞的形容詞
19 不定代名詞
20 直説法・能動態・完了
21 直説法・能動態・未来完了
22 直説法・能動態・過去完了
Ⅳ(第四部)
23 分詞
24 動名詞
25 動形容詞
26 直説法・受動態(1)
27 直説法・受動態(2)
28 形式受動態動詞
29 不定法
Ⅴ(第五部)
30 関係代名詞
31 副詞
32 前置詞
33 比較
34 数詞
35 接続法の活用と単文での用法
Ⅵ(第六部)
36 接続法の複文での用法(1)
37 接続法の複文での用法(2)
38 非人称構文
39 絶対的奪格
40 疑問文

お気づきかと思いますが、HPの格言集に「第1部の例文」等のタグがついています。それぞれのラテン語がどのレベルのものかを示しています。すでに文法を独学してこられた場合、どのレベルから参加するかの目安にしてもらえたらと思います。逆に、HPの格言集のラテン語だけを見て、どれを見ても解説の内容がすぐに思い浮かぶ場合、文法クラスの参加は必要ありません(代わりに授業をしてください。笑)。

講読クラスについて

「スキーピオーの夢」の写本

現在キケローの『アルキアース弁護』『スキーピオーの夢』ならびにウェルギリウスの『アエネーイス』を読んでいます。途中参加は大歓迎です。

予習、復習の便宜を図るため、お申し込みいただいた方には詳細な注を事前にお送りします(ワードファイル)。

参考までに『スキーピオーの夢』の編集中ファイルのスクリーンショットをご覧ください。

クリックすると大きくなります。

スクリーンショット 2016-06-06 23.48.29

テクスト、訳、注釈の順です。

テクストを単語ごとにばらし、順に縦に並べたのが注釈の見出しになります。

注釈の見出しを縦に読んでいっても、テクストが再現されます。

つまり、このファイルでは原文の一字一句もらさずすべての単語の解説を行っています

締めくくりに逐語訳を載せています。

締めくくりに逐語訳を載せています。

ラテン語と日本語をできる限りつき合わせるようにしています。

参考になりますでしょうか。

いつでもどこでも編集しています。
いつでもどこでも編集しています。

最新のファイルは事前にメールに添付してお届けします。

当日は該当範囲のファイルを各自印刷の上ご持参ください。

受講生の感想

今まで頂戴した講習会の感想を時系列順に並べます。

この前の講読に参加させていただいてありがとうございました。日本語でのラテン語の授業はとても新鮮で不思議な感じもしましたが、アメリカの大学のラテン語の授業と同じように単語の意味や解説を討論する日本人の方々を見て、日本でも西洋古典に対する情熱を持つ方々がいると知ってとても嬉しかったです。また来日した際には是非また参加したいと思います。

また皆さんに会うのを楽しみにしてます!
本当にありがとうございました。(Aさん)

昨日は大変素晴らしい講義をどうもありがとうございました。

品詞分解がこの上なく楽しかったです。
やっぱりもっとしっかり予習をしてくるべきだったと反省しましたが、
思い立った時に参加させていただける環境は本当に貴重ですね。

『アルキアース弁護』がそんなに面白い話とは知りませんでしたので、
是非読んでみたいと思いました。
『スキーピオーの夢』のご本も楽しみです。

先生のどのお話も大変おもしろく、脱線部分だけでも
何時間でもお聞きしたかったです。
毎月東京まで来てくださって感謝に堪えません。

色々どうもありがとうございました。(Oさん)

私の通っていた大学はラテン語が必修だったのですが、習得できずに終わってしまいました。それだけに、今回教科書を一通り読み通せたことが嬉しく、また小さな満足も感じております。ご指導下さった山下先生に、心から感謝申し上げます。

改めて当時と今回を比較すると、まず、ラテン語は複数の訳が可能だと分かったこと、辞書の引き方を教えていただいたこと(特に第3変化名詞)が、学習の助けになりました。また、教科書の例文や練習問題が西洋の古典から引用されており、それらの言わんとするところを考える楽しさがありました。

さらに、文法のみならず、英語の語源や西洋の思想に関するお話が大変刺激的で、楽しく拝聴いたしました。講義でご紹介いただいた古典を、少しずつ読み進めていこうと思います。

ラテン語学習の入り口に立ったに過ぎませんが、学ぶ楽しさを強く感じております。これからもよろしくお願い申し上げます。(Hさん)

昨日はラテン語講習会で大変お世話になりました。非常に勉強になりました。また、いかに自分が不勉強だったのかを思い知らされました。それにしても、先生の学問に対する知識、情熱、そして指導力には目を見張るものがありました。わけても、3時間以上、ぶっ通しで教えられてもお疲れの様子がなかったのには驚嘆しました。すさまじいヴァイタリティでした。教師の端くれとして先生を見習わなければと思い、かつ、ラテン語学習をもう少し続けようという意欲もわいてきました。

ラテン語の歌詞がある程度わかるようになれば暗譜の助けになるかと思い ほとんど出来心で始めたラテン語ですが、テキストの例文がどれも味わい深くて面白く、昨日はその背景となるAeneasの物語やスキピオの宇宙観などのお話を伺ううちに何だか深みにはまりそうな気がしてきました。世界史や神話に関しては恥ずかしいくらい無知ですが、読んでみたいという気持ちがむくむくと頭をもたげております。

昨日お話ししそこねましたが、ラテン語の歌詞以外に 実は細々と続けている通訳(もどき)の仕事でも時折ラテン語が出てきます(musculus soleus:ひらめ筋、のような)。これまで語尾の形など全く適当にやり過ごしていたのですが、今後は文献の語尾変化の間違いが気になってくるかも知れませんね(…というか、間違いに気づけるようになりたいものです)。

雑用に追われてなかなか思うように時間のとれない毎日の上、歳とともに集中力、記憶力は衰える一方ですが、ささやかな抵抗を続けたいと思います。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

本日は有り難う御座います。
知的興奮を覚える3時間でした。

英語やドイツ語と言った言語における、単語等の言葉の語源を
辿りたいと言う思考をしたことが、ラテン語の世界に入る
きっかけでした。

今回の講義では、ラテン語を含めた、言語に触れるという
魅力そのものにも、改めて気づくことが出来ました。

ガリア戦記や古代から伝わる名言に触れて下さり、
色々と魅力的な小話も挟みながら、ラテン語の読み方や
学び方、楽しみ方を紹介して下さったことで、更にラテン語に
魅力を感じることが出来ました。

今日の講義で気づいたことが幾つかあり、
特に大きな気づきが2つあります。

1つ目は、音節にわけるところ、僕は「言葉の因数分解」
勝手に命名してるのですが、きちんと分解することによって、
アクセントがどこにあるかの確認や、Amoの変化、名詞と形容詞の
格変化を全てきちんと修得することで、ラテン語の語感が手に入る、
という事に気がつきました。

もちろん、体にしみこむまで何度も繰り返して、長期記憶に定着させる
必要がありますが、ここさえ乗り越えれば、ラテン語の語感を
ものに出来るのではないかと、朧気ながら感じ取りました。

ラテン語の語感を手に入れれば、ドイツ語のようにbinやistと言った
格変化、また単語に性のある言語を習得することに
抵抗を覚えなくなるのでは無いかと言う仮説も立てました。

2つ目の気づきは、ラテン語を学んでいるようで、実は日本語ももの凄く
鍛えられる、
という事です。

Cogito ergo sumをはじめとした名言と呼ばれる文章は、
日本語に翻訳すると、その意味はとても抽象度が高いと言えます。

だからこそ、山下先生が講義内で伝えて下さった通り、
抽象度が高い故に、自分の解釈を入れる余地があり、
まるで突っ込みを入れるような解釈を持って翻訳するという、
楽しみながらラテン語を学べる事に気づきました。

そして、色々な解釈をしていく事で、解釈したことを
言語化する際に、自分の持っている日本語を磨くことになるから、
母語である日本語も鍛えられます。

また、翻訳するときに、例えばCogito ergo sumならば、
sumとは何なのか、何故sumという形なのか、sumは動詞なのか、
動詞とは何なのか、と言うように、それにまつわる話をどれだけ
言えるかを意識することで、更に日本語が鍛えられると実感しました。

元々、僕は日本語を磨きたくて、中学英語をやり直しながら
ラテン語の世界にも入ったのですが、学生時代に嫌々やっていた
英語学習を、日本語を鍛えながら学んでいるという実感を持つと、
楽しみながら言語を学べるようになりました。

僕は、語源を辿る旅にをするために、ラテン語の世界に入りました。
今日学んだ単語も、この単語の語根はこうだから、なるほどつまり
この単語から英語のあの単語に派生していったのか、
という発見が沢山ありました。

そして、語源に触れる事以外の魅力に沢山触れることが出来て、
濃密な3時間を過ごしました。

今日は、本当に有り難う御座います。

貴重な体験をさせていただいて、有難うございました。
迷いに迷いましたが、参加して本当に良かったです。

正直に言いますと、予習は第一変化形容詞までしか出来なかったのです。
迷いすぎて申し込みが直前すぎたこともありますが、英語ですでにつまずいてる身としては
予習してどれだけ自分の中に取り込めるだろうと、もうただ必死で教科書に書かれたままをノートに書き写しながら、
読み返し、確信のないまま発音しの繰り返しでした。

ですから活用表にドキッとし格の呼び方一つ一つにドキッとしたのですが、そのうち面白くなってきたのが自分でもわかりました。
子供のようですが、今まで知らなかったことを発見した喜びでしょうか。

そして昨日は、先生の熱い講義に時間を忘れて聞き入っていました。

ひとつ大きな気づきは予習した範囲とそうでないところの、自分の感覚の変化。
一歩道を挟んだら、自分が今何をしてるのか分からなくなりました。

すみませんでした。

辞書すらまだ持っていないのにどうなることかと思いましたが、改めてラテン語の世界に魅了されました。
教科書にもありましたね。案ずるより産むが易しと。
申し込む前と今ではまったく違う時間が流れています。お目にかかれて、本当に良かったです。

大変興味深く密度の濃い授業をどうもありがとうございました。
発音や辞書の引き方がわかってとてもうれしいです。

ラテン語を習うのは初めてで、とにかく「予習をしていかねば!」と
教科書をプリントアウトして毎日仕事の行き帰りに電車の中で
「rosa, rosae, rosae, …」と暗記していました。

先生の教科書は大変わかりやすく、覚えるのが楽しいです。
出版されるのが楽しみです。
プリントアウトでもいいのですが、使っているうちにだんだんフチがヨレてきて
めくりにくくなってきましたので、書籍の形で手にしたいです。

「deus」のあたりでしたか、「あっ、これは「Te Deum」の「deum」だ!」と
気がつき、その時それまで私の目の前に「テ・デウム」と
カタカナで横たわっていたものがゆらりと立ち上がってきたのです。
それは石碑に刻みつけられたような、影を持った立体の「Te Deum」でした。
同時に「Dies Irae」「Agnus Dei」「Lux Aeterna」など、
キリスト教音楽で聞きなれた言葉(私自身は異教徒に過ぎず、
音楽を時々聴くくらいですが)が次々と立ち上がり、私を取り囲み、
これはちょっとした感動でした。

キリスト教音楽のことばかり言っていますが、ゆくゆくはキリスト教以前の世界、
できたら詩を読みたいと思っています。

ラテン語講習会のご案内

日程

今後のラテン語講習会の予定」でご確認ください。基本的に東京と京都で月に一度ずつ開いています。

会場

京都会場:山の学校

〒606-8273 京都市左京区北白川山ノ元町41
アクセスマップ

東京会場:vocabow(ボカボ)

〒101-0051 千代田区神田神保町 2-28 日下ビル3F
地図

名古屋会場:vocabow(オフィスパーク)

名古屋市中村区名駅3-22-4 名駅前みどりビル5F (1F資格の大原)
オフィスパーク名駅カンファレンスセンター502
URL:http://www.officepark-net.jp/conference/nagoya_station/conference18

定員

(東京)12名 (京都)8名 (名古屋)14名(先着順)

会費

3時間の講座:13,500円、2時間の講座:9,000円

講師

山下太郎(元京都大学文学部ラテン語講師)

申し込み方法:

受講を希望される方は、フォームメールをご利用の上お申し込み下さい。題名は「ラテン語講習会受講希望」とし、メッセージ本文に受講動機などメッセージをお書きください。

題名は「ラテン語講習会受講希望」とし、メッセージ本文に受講を希望される講座名、受講動機、ご要望などをお書きください。申し込みでなく講習会についての質問を書いてくださってもかまいません。お返事します。

申し込み状況を確認の上受講可能かどうかお返事いたします(一日以内)。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

フォームを入力したら「確認」にチェックを入れて
「送信」ボタンをクリックして下さい。

確認

申し込み状況を確認の上受講可能かどうかお返事いたします(一日以内)。万一お返事が届かない場合、075-781-3200までお電話下さい。

受講希望者はクラスの空きを確認後、開講日までに下記口座いずれかに講習料をお振り込み下さい。入金確認のメールはお出ししませんが、領収書が必要な方は別途お申し出下さい。お振込みいただいた時点でお申し込みは完了です。

京都中央信用金庫 銀閣寺支店 普通 2217927
名義:学校法人北白川学園 理事長山下太郎

ゆうちょ銀行 00990-0-207268
加入者名:学校法人北白川学園

第1回受講生の感想

懐かしい代々木研修室
懐かしい代々木研修室

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(新幹線の中で資料の最終チェック。この日の一連の原稿がもとになって『しっかり学ぶ初級ラテン語』が生まれました)。

記念すべき第1回目のラテン語講習会は、2012年7月29日に東京の代々木研修室で開催しました。

このときは教科書もまだなく、教科書代わりの資料をその場で配布し、全員で「アモー・アマース」を合唱するところから始めました。

時間も今より1時間長い4時間の長丁場。途中休憩もとらず気づくと終了時間を超過していました。

当日ご参加くださった方から、次のようにたくさんの心温まるメッセージを頂きました。

短いながらも充実した時間を過ごすことができました。

心から感謝します。文法は最初の部分が肝心なこと、まず動詞に注目すること、原文を尊重して丸暗記すること、文章を書く際にラテン語の成句を活用すること・・・などなど、ラテン語に向き合う姿勢について述べられたことは、『独習者のための楽しく学ぶラテン語』の著者である小林先生も、大西先生も、山下先生もみな異口同音だという思いを強くしました。(男性Aさん)

昨日のラテン語クラスでは頭の中に気持ちの良い風が吹き抜けました。

正直、与格、奪格・・・という名称、区別が、まだぴんと来ませんので(ほかの文法は言わずもがな)、消化に時間がかかりそうですが、すがすがしい気持ちで会場を後にしました。

このような時間を持てたことにとても感謝しています。

このように、あっという間に過ぎた4時間はありませんでした。

ラテン語の名言って面白いですね!(女性Bさん)

昨日は素晴らしい講習会でした。

4時間もの間、先生が休憩時間もなく、講義をしてくださったのには驚きました。

教材も、解説、練習問題、単語集のいずれも、先生のご配慮が行き届いていて、感嘆しました。

16人の受講生の皆さんも、ある程度の勉強はしてきた人ばかりでしょうか?

このような機会を待望なさっていた熱気を感じました。

私は、名詞変化、動詞変化の反復練習の大切さをおおいに感じましたので、これから毎日練習しようと心に決めました。

ラテン語の学習を始めて、まだ5ヶ月ですが、この時期に山下先生の授業を受けることができたのは、はなはだ幸せでした。

実は、ラテン語を耳にするのは、全くの初体験でした。

先生が、「ガリア戦記」の出だしの部分を暗唱してくださったのはとても嬉しかったです。

「ガリア戦記」は日本語では読みましたが、いつか原書で読みたいと思いました。

是非、続編の講習会をご企画くださるよう、お願い申し上げます。(男性Cさん)

昨日は、お暑いなかを長時間にわたってのご講義、ありがとうございました。

何年も上達しない私が受講することにためらいがあったのですが、とても有益な時間でした。

おかげさまで、現在の私の位置とそしてめざすべき所を明確に理解することができました。

実際に山下先生のお言葉でいろいろお教えいただくのは、本で読んだり、メールでご指示いただいたりするのとは、また、別の迫力があります。

また、お時間が許すなら、是非このような講義を続けてくださいますように心よりお願いいたします。(女性Dさん)

先日は本当にお世話になり有難うございました。

4時間が何と短かったことか。

先生のページを見てこの講習会を知ったとき多少のためらいと自分に理解できるかなという不安を持っておりましたが、約1年前から始めたラテン語が一段落したちょうどよいタイミングだったので思い切って参加させていただきました。

あまりに多くの貴重なノウハウを伝授いただいたのでまだ未消化の部分もありますが、当日の感想を少し書かせていただきます。

・<言語はやはり声を出して読むものだ>。先生が音読されてそれを皆が繰り返すというあのスタイルが実によかったです。声に出して繰り返し、活用を頭に叩き込む。先生の講義をお聞きして文字通り目を開かされました。音読と暗誦ですね。

・<膨大な知識が横たわる>。今回先生からLoeb classical libraryを見せていただき、何と素晴らしい本があるのかと驚きました。ギリシャ、ローマの文学や哲学をこうした本を使って何とか読んでみたい!新たな目標が具体的に見えてきました。まずは空いた時間をつかって活用の暗誦を始めます。本当に有難うございました。(男性Eさん)

4時間半ノンストップの講義は、想像していた以上にすばらしいものでした。

ラテン語は大学時代に挫折して以来触れることがありませんでしたが、年を経て新しく学べる機会を得た幸運を喜んでいます。

また、山下先生から直接お教えいただけたことを本当に感謝しております。

ラテン語を学ぶことによって、英語フランス語の世界もまた広くなることに気付くこともできました。

受講して2週間ほど経ちますが、辞書(今のところ大英和のみですけれども)を引いて語源にあたる楽しさも増えました。

書籍を読めるようになるまでにはまだ道のりは遠いと思っておりますが、講義の資料の復習、活用の暗記、短い成句の勉強から進めて行きたいと考えております。

今後ともご指導くださいますよう、お願い申し上げます。(女性Fさん)

正直ラテン語の講習会にどれだけの人が来てくれるだろうか、最初は心配でした。

このようなお言葉をいただき、私こそ100倍の勇気をみなさんからいただきました。

最後に。

文法は地図、講読は旅である!

あなたもラテン語の世界を自在に旅しませんか。

moushikomi

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