「デウム・コリト・クゥィー・ノーウィト」と読みます。
deum は「神」を意味する第2変化名詞 deus,-i の単数・対格です。このdeumはcolitの目的語と考えられます。
colit は「敬う」を意味する第3変化動詞 colo,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
qui は関係代名詞、男性・単数・主格です。先行詞ille(またはis)は省略されています。「qui以下の者は」と訳します。
novit は「知る」を意味する nosco の直説法・能動態・完了、3人称単数です。この動詞は、完了の形で、現在の意味を持ちます。目的語は deum です。novitの目的語のdeumは文頭のdeumと同じということで省かれています。英語であれば代名詞で表すところでしょう。
「神を知る者は、神を敬う」と訳せます。
セネカ『倫理書簡集』に見られる言葉です(Ep.95.47)。

セネカ哲学全集〈5〉倫理書簡集 I
兼利 琢也
4000926357

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