Bis vincit, qui se vincit in victoria.

「ビス・ウィンキト・クィー・セー・ウィンキト・イン・ウィクトリアー」と読みます。
quiは関係代名詞、男性・単数・主格です。先行詞は省略されています。qui…victoriaが、bis vincitの主語となります。
vincitは第三変化動詞vinco(=勝つ)の3人称単数・現在の形です。
seは、再帰代名詞・単数・対格です。vincitの目的語です。se vincitで、「己に打ち勝つ」となります。
in victoriaについて、victoriaは第1変化名詞・単数奪格となり、「勝利において」の意味です。
bisは副詞で、「二度」の意味です。
直訳は、「勝利において己に打ち勝つ者は二度勝利する」です。
勝利をおさめ、なお歓喜に酔いしれない者は、いかなるときであれ、平常心を保てる者です。相手に勝つこと(=1度目の勝利)と己に勝つこと(=2度目の勝利)の2つの困難を克服するよう昔のローマ人はつとめたのでしょう。
紀元前1世紀のローマの喜劇作家、プブリリウス・シュルス『金言集』の言葉です。

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