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2015.12.05

12月5日(土) / 蘭“バンダ”・ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)・落ち葉しらべ完成!(~12/4(金)記録)

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      <蘭“バンダ”>  ラン科  学名 Vanda  英名 Lei orchid  別名 翡翠蘭

いつの頃からか蘭の中では一番好きなバンダ。紫、青、ピンク、黄色、白など花色のバリエーションが多くとても色鮮やかで美しい花です。こちらは切り花ですが、もともと東南アジアなどに生息し、むき出しの長い気根で空気中から水分を得て生育しています。サンスクリット語の「バンダカ」(まとわりつくの意味)が名前の語源で、樹木に根を巻きつかせて伸びていきます。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)
爽やかな天候のもと、ママ達が植物の手入れを始められました。
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ライラックコーナーの株元周辺に植え込んだフッキソウ。横のびする根や不要な草抜きをして下さるGママ、Hママ。
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ひみつの庭は高木の枝が風で折れて落ちていたり、落ち葉や小枝、ドングリ、芝生の地上部が枯れた部分を熊手でそっと集めるなど、作業は何かとたくさんあります。
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Yママ。未就園児Kくんは竹ぽっくり練習中。            ひみつの庭に据え付けの水差しでお水をあげたのかな。
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ベンチの周りで何やら作業中。芝生の枯れたものを集めてベンチの上に広げてクッションにしていたところ、作業中のママより落ち葉入れいっぱいの枯れ芝をもらったので嬉しくて嬉しくて・・・♡
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次々と広げてベンチにクッションが敷かれていきます。       ほら、温かそうなベンチのできあがり!
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そして~~、 最後はとうとう枯れ芝を上に巻き上げて、落ち葉のあらし~~。もうこうなったら楽しくて仕方ありません。このあと落ち葉入れはとうとうお風呂にもなりました。
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三つ編みとカチューシャにはさんだ落ち葉がお似合い。       広い空の下でゆっくりとお話しながらのひと時が流れます。
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庭の入口は頭上のクスノキ、クヌギなどの葉がいつも落ちています。クヌギは今年実が成る年。二年に一度実がつきます。お陰で今年はたくさんのクヌギの実を子ども達が手にしていました。 芝生がもう冬枯れなので地肌が見えて少し可哀想。来春にまた新芽が無事出てくれますようにと熊手を浮かして落ち葉を取ります。

ひみつの庭外のモチノキ周辺。こちらはミソハギとフッキソウが植わっていますがどちらもまばらに。それで短く刈り込みをお願いしました。いまモチノキを見上げると赤い実がいっぱいなっています。山の鳥が大好きで冬間はたくさん集まってきます。
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9月頃より咲き出した紫色のメキシカンセージは今まだ花を咲かせています。花期が長く楽しみな宿根草ハーブ。ちょうどこの時間、年少児クラスは庭つづきの森の中へ行ってました。こちらはちょうど森から帰ってきているところです。
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カサッ、カサッと落ち葉を踏みしめる心地よい音が聞こえてきそうです。Aくん達が見えます。
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「ほら、木の実やおちばをみつけたよ!」
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Hちゃんはどんぐりが袋にいっぱい入っています。          ほらっ。Rちゃんは木の葉とどんぐりのサンドイッチ?
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お友だちとともに歩く楽しい森の散歩道。                Yちゃん、足取り軽やかに。
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Aちゃん 大きな落ち葉を手に見せてくれます。            ゆるやかな森の斜面を子ども達の足はよく覚えています。
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園庭に戻ってきました。                          大きなモミジでしょ!とMちゃん。
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おかえり~、Sちゃんも帰ってきました。                さあ次はなにをして遊ぶ?
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シャベルでほぐしたスペース。夏は年長児がきゅうりを植えました。大きな驚くほどのきゅうりが収穫できたのは懐かしい夏の思い出。 優しく枯れ芝を集めます。Fママとは、来春に無事元気な芝生が生えてくれるかを毎々気にしています。お庭の裏門近くに仮植えした芝を整理して下さったFママ。申し訳ないことに、裏門の鍵穴の奥に砂が入り固まっていてまだ開錠できていないままでした。ここは森への近道になります。
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Rママはミニ熊手を使って。                       芝生を確認中のFママ。  
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この頃、大文字も少しずつ色づいてきたようです。
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背中に太陽の遠赤外線で温かです。寒くはありません。     丸窓から中をのぞく未就園児Kちゃん。気をつけて(このあと体を支えにいきました^^)。 
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Kちゃんのお兄ちゃんのYくんが来ました。園児はママ達の姿をすぐに見つけます。 園庭では年中児クラスが上のお庭と下のお庭でサーキット中です。がんばって!!
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Sちゃん、スコップ持ってよいフォームで走っています。      Yくんも階段を駆け上がります。 
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先にお二人が帰られました。紅葉をバックに記念写真パチリ!いつもご協力いただきまして有難うございます。
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下のお子さんKちゃんは私の癒しだと仰るYママ。私のために授けて下さったのだと思う、と仰る姿を見て私は心からほのぼの。お言葉の通り大きくゆったりと育っておられます^^。

何を勘違いしたのかこの日のお茶は柿の葉茶ですと皆さまに申した記憶がありますが、まったく間違いを言ってしまいました。「ビワの葉茶」で健康茶です。この場を見上げるともうすぐ白い花が咲くビワの葉です。
参考サイト[ビワの葉茶]/ビワの葉はビワの葉湿布として使用したり、お茶としてはとても効能があります。
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[年長 落ち葉しらべ] 終了(~12/4記録)
年長児のしぜん分野の取り組みとして、11月から園内の落葉樹の落ち葉しらべをはじめました。園の保育としては初の試みです。各クラスともグループ活動で数日に分けて園庭、ひみつの庭、第5グループ坂道、お山の西の石段下、ひみつの森などで採集した色とりどりの落ち葉を見つけ、模造紙に貼付して調べられるよう各グループに一冊の「落ち葉ハンドブック」を用意しました。子ども達が手に取りやすい大きさだと思い選んだブックです。実はこちら、大人がみてもなかなか楽しい内容です。この一冊を手に秋冬の自然の中に出かけたくなります。さて子ども達の反応は・・・。

葉の形を比較しながらページをめくり、とても集中して取り組む姿が見られました。はじめは一冊の本を共有することや葉をテープで貼る作業について、小さないざこざがグループ内に起こりますが、活動を続ける中で仲間で取り組む姿に変化がでてきます。

最初に私が紅葉と落ち葉についてお話をした日には、すでにサクラやカキは勿論ハクモクレン(上にツノがあるのが特徴)、クヌギ、ナンキンハゼなどはすぐに覚え、子ども達の聞きとる力に驚くほどでした。日頃、園児が昆虫図鑑で観察する姿を見ていても、年齢は関係なく形や色の識別能力が高いと感じます。
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これは11月の月Aクラスの様子ですが、遠足に向けて結成したグループ(グループ名も自分達で話し合い決定)で園庭、ひみつの庭を駆け巡って集めた5枚の落ち葉から調べはじめました。よく知っている「モミジ」は通称で、実は正しい名前があります。一口にサクラと言っても実はソメイヨシノやヤマザクラなど正式名称がそれぞれあり、サクラの樹によって葉の大きさ形も異なります。
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お山の中にある幼稚園ですので、一歩外に出ると必ず上の木からは落ち葉が落ちてきています。いつもお馴染みできれいだなと思っている葉っぱは、実は何という名前がついているのだろう?このはじめて見る葉っぱは何だろう?とワクワクしながら図鑑のページを探す姿はやはり年長児であり、また小学生のようでもあります。
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[赤色の葉一覧]ソメイヨシノ、ナンキンハゼ、ツタ、イロハモミジ、ヤマモジ、トウカエデ、モミジバフウ、カキノキ、ムシカリなど。
[橙色の葉一覧]メタセコイア、コナラ、ヤマザクラ、ウリカエデ、カシワ、イロハモミジ、カキノキなど。赤色と橙色の葉は重なるものがあります。
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[黄色の葉一覧]アオハダ、ナンキンハゼ、クヌギ、イチョウ、ハクモクセン、アカメガシワ、フウ、エノキ、ハリギリなど。
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色別のページからこちらのページにとぶと、更にわかりやすく載っています。イチョウやメタセコイア。ナンキンハゼやアカメガシワ。ナンキンハゼはひみつの庭のビオトープ前にあり、女の子が気に入って集めた葉。紅葉がとても美しく形も可愛らしい。植えてよかったと思う木です。アカメガシワはひみつの庭の北側にあり軸(葉柄ようへい)が赤くて長いのが特徴。
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子ども達の模造紙の中には緑の葉も見られます。紅葉の落ち葉図鑑には探しても載っていなくて困ったね。さてなぜだろう?と考えたり。グループ活動で協力して落ち葉を探し、調べ作業もみんなで協力しないとなかなか進みません。やがてうんうんと唸りながらの探求心も芽生えてきます。
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この本でしらべているよとRくん。グループ毎に初めて落ち葉しらべをしたこの日、両クラスの境目の白い扉に5グループの途中経過を張り出して眺めましたが、この日なりの達成感がありました。
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「これなんだった?」「できたね」とお友だちと改めて振り返っている子ども達です。
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私は子ども達に呼ばれAぐみとBぐみを行ったり来たり。こちらはちょうど撮影できた完成直後の「もみじぐるーぷ(Aぐみ)」の一枚。Hちゃんの撮影許可が出たところでパチリ。この日拾った大きな葉のアカメガシワやメタセコイアなども。ひみつの庭にも大木からの紅葉の落ち葉がありましたね。
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Bぐみ完成作品                              Bぐみ完成作品
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Bぐみ完成作品                              Bぐみ完成作品
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Bぐみ完成作品 Aぐみ完成作品
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Aぐみ完成作品 Aぐみ完成作品
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Aぐみ完成作品 Aぐみ完成作品

完成後子ども達にお話をしましたが、途中、落ち葉で作った「落ち葉カルタ」の紹介をしました。きれいな落ち葉を本などにはさんでいると一週間ほどで押し葉ができます。説明している私の手元からハラハラと押し葉がこぼれてしまいましたが、その押し葉を見てもすぐに葉の名前が子ども達の口から出てきたのは嬉しいことでした。最後に代表の一枚の作品とともに急いで記念撮影をしました。次はどんぐりもしたいとの声があります。どんぐりは11月半ばお買い物ごっこの頃が旬ではありましたが、できる範囲でお山の「どんぐりしらべ」もやってみましょう。実は結構の種類があります。
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   つきAぐみ                                つきBぐみ

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