今日はBクラスの劇の練習をしました。

一人一人と向き合い、今持てる最大の声量が出るまで繰り返し練習しました。

結果的に予定の30分を大きく延長し、終わって時計を見ると1時間経っていました。

皆、一回り大きくなったと実感しています。

たまたま今日のお帰りのとき、園長室前で鉢合わせになったBの女の子が「わたし、げき、だいすき」と言ってくれました。「あした、はっぴょうかいだったらいいな」と無邪気な言葉も。実際にはまだまだ遠い道のりですが(笑)。

隣にいた男の子が、「ぼくは、げきは、きらい」と言いました。今日の練習をふりかえっても、私の全力投球の姿勢は重く感じられたと思います。でも、正直に自分の気持ちを伝えてくれたことが嬉しく、「そう思った気持ちを先生に言えることは大事なこと。」とお返事すると、「でも、好きなときと、嫌いなときがある」と言い直しました。

それが実感なのでしょう。「これから練習していくと、好きなときがふえるかもしれないね」とお返事して別れました。

劇は非日常です。子どもたちにとって、日常の様々な思いや身にまとった覆いを脱ぎ捨て、裸の自分をさらして勝負しないといけません。

そこにためらいや照れが出て当たり前の話です。

私自身、今日が最後の一日、という思いを込めて練習に臨んでいます。

クラスではメリハリをつけるべく、自由遊びの充実を図っていきたいと思っています。

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