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4月から今までを振り返りますと、例年になく部屋の外での活動を楽しむ毎日です。梅雨に入り、また発表会の練習がスタートしたことで、若干ペースダウンするかもしれませんが。

最初からこうすればこうなるとわかってやってきたわけではなく、やはり、毎日出掛けることで、見えてくることもいろいろあります。なんといっても子どもたちは森の木が好きで、自分はこの木が好き、このあたりの場所が好き、という「好み」がある、ということも、子どもたちの自由な動きを見守る中で見えてきました。

何度も出掛ける中で、最初のころは「わー」と走り回ったり、棒きれをもって遊んだりしてだけですが、次第に棒と棒とを組み合わせて家をつくろうと取り組んだり(実際は自分の見つけた適当な長さの棒と棒とを重ね合わせるのみで、もちろん釘等は使いませんが)、切り株の上をテーブルに見立てたごっこ遊びに興じたりと、少しずつ個人プレイからチームプレイに関心が移りつつあるようです。

今は、どの学年も安全に気をつけながらじっくり子どもたちの様子を見る時期と心得、いずれクラス独自の取り組みができてもよいかと考えています。

同じ事は新しい庭についても言えます。ビオトープ周りはカエルがいるので大人気ですが、一方では芝生の上で寝転がって空を見上げ、「あの木にはリスがいるんとちがう?」など語らう子どもたちや、庭に入るなり、トマトはどうなった?と真っ先に気に掛ける子どもたち。みな、思い思いに過ごしています(こうした様々なエピソードを放課後先生からうかがいます)。

これらの場所と従来の園庭を入れますと、実際の所、部屋の外で過ごす選択肢はずいぶん広がりました。ただ、やってみてわかることは、それぞれの場所を細切れに横断するのは得策でなく、できれば一つの場所でゆっくり時間を掛けて過ごす方がリラックスできるということで、これは大事な発見であろうと思います。

森に出掛けた先生が異口同音に報告することは、時間の経つのを忘れる、ということで、そこに何かヒントがあるように感じています。これは去年の年長さんのエピソードですが、3学期のある日、森に行ってきますと出掛けたのですが、本当は10時に出発し11時に戻る予定だったのに、実際には12時に戻ってきたのでした。戻ってきた先生は「すみません」と苦笑いされたのですが、そのお顔は「楽しかった!」と書いてありました。なによりです。今年もそれほど大きな誤差はまだありませんが、全体にそのような傾向が出てくればしめたものです。それだけ、森の魅力は奥深いと思います。

なにせ、年度の初めからこんなに活動する年は今年が最初です(園庭は去年の夏に完成したので、今年が「元年」ということになります)。こうすれば(先生自身)楽しかった、という報告を園内で交わしていき、じっくりと試行錯誤を重ねて参りたいと思っています。

加えて、運動遊びにも毎日欠かさず取り組んでいることは参観日でもご覧の通りです(時間は限定的ですが)。そんなこんなで、一日の保育時間が倍あればいいなと思いつつ、しかし、2時降園後の帰り道でうつらうつらする年少さんを見ては、相当体力を使っているのだと思わされつつ、私自身、例年になく子どもたちの様子を見がてら太陽を浴びて過ごすこの頃です。

なかなかブログの更新が思うに任せませんが、以上簡単な途中経過のご報告まで。

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