一学期をふり返ると、今まで書ききれなかったいろいろな事柄が、あれこれ思い返されます。以下の話は、私が直接経験したことではありませんが、そのときのシーンを想像するだけで、その場に居合わせた子どもたちにとってとてつもない感動がそこにあっただろう、と思います。

つばめのす かわいいあかちゃん のってたよ
つばめのこ くちをあけてね えさをまつ

丸山書店向かいのマンションにつばめの巣があります。通園途上、白川通りを利用する子どもたちはそれを知っていて、つばめのあかちゃんが大きくなる様子を楽しみに見ておりました。その中で、上の二つの俳句(それぞれ別のお子さん)ごく自然に生まれたのでした。

さて、その後月日が経ち、終了式を一週間後に控えたある日のこと、つばめのひなが歩道に落ちているのをお迎えに来られた保護者が発見されました。放っておくと大変です。どうしたものかと途方に暮れておられたのですが、私は何もできずに園児を連れて通り過ぎるほかありませんでした。

その後の顛末をその保護者からお聞きして驚きました。別の保護者が(どこをどう登られたかは失念しましたが)危険を顧みず、高い屋根によじ登ってひなを無事に巣に戻されたのだと。その一部始終を見ていた子どもたちにとって、どれだけ心に残る救出劇だったことでしょう。「命の大切さ」は、言葉以上に行動がそれを教えてくれるのだ、と強く感じた一学期末のエピソードでありました。

関連記事: