今日は9月のお誕生会でした。

不思議に9月生まれのお子さんはとても多いのです。先生も3人がお誕生を迎えられました。

ひとりひとり先生にお名前を呼ばれて前に出て行くのですが、お名前が呼ばれたとたん、子どもたち全員から「やーっ!!!」という大歓声がわき上がります。

映画の時間はいつも二本のビデオを写します。

おなじみのピングーは、ピングーが手品をするという内容で、終始笑いがどっとわき起こる楽しいビデオでした。

次は名作劇場のコーナーで、今日はおなじみの「シンデレラ」でした。

こちらの作品はうってかわって、子どもたちがしーんと静まりかえって作品を見つめていました。

絵もよいし、語りもすばらしい。

笑うときには大声で笑い、集中して見るときには全員が集中して画面を見つめる。

私も吸い込まれるような内容だっただけに、子どもたちの表現は正直だ(ゆえに怖くもある)と思いました。

最後に、今日は特別ゲストをお招きし、紙芝居をしていただきました。

このことについては、今日の Ikuko Diary にも詳しい記事が写真付きでアップされています。

家庭で絵本を読んで聞かせる時間、それは、将来なにかの勉強に役立つとか言うことではなく、子どもたちにとっては「愛されている」という原体験として大切だと私は思います。

幼稚園でできることは少なくありませんが、すべてを網羅するものではけっしてありません。

最近はやりの種々のキャラクター商品の誘惑を一部受け入れるとしても、親として今しかできない時間の過ごし方として、私は夜に少し時間をさいて、子どもとの「絵本の語らい」の時間を持つことはたいへん素晴らしいと思います。

もちろん、お母さんだけでなくお父さんも参加していただくのが最高です。

父親にとって、子どもと接する時間はお母さんより限られてきます。時間帯もどうしても夜になります。

お父さんに本を読んでもらって眠りにつくというのも素敵ですね。

子どもはあっというまに大きくなります。

父親に取り、あとでふりかえって楽しかったなと思い返せる貴重な時間になります。つい昨日のことのように思えるのですが。

この日の先生の日誌より補足します。

ピングーの映画では、手品が終わるとAちゃんとJちゃんが「すごーい」と言って拍手していてとってもかわいく、シンデレラでは最後王子様とハッピーエンドになるところがとても恥ずかしかったようで、手で顔を隠していた二人でした。

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