週末に年長児がお招き会で歌う曲を披露してくれました。

何番もある長い歌詞をちゃんと覚えて、皆で声を合わせて歌う姿に圧倒されました。姿勢よく、口が大きくあいているのもよかったです。

歌の歌詞を覚えることと、俳句を覚えることと、原理は同じです。文字は使わず、耳だけが頼りです。

あとは、クラスのみんなと「声を合わせる」ことを繰り返せば、この時期の子どもたちは、吸い取り紙のようになんでも吸収します。

私の幼稚園で「俳句」を行うようになったきっかけは、そうした子どもの吸収力に気づいた祖父が、「同じ覚えるなら本物がよい」と考えたことでした。

園庭遊びを見ていると、ライオンプールをステージに見立て、「アイドルごっこ」をする年長女児のグループがいます。招待されて客席に座ると、5人組が声を合わせて疲労してくれる歌は、テレビで見聞きする曲かと思いきや、幼稚園で習った曲のオンパレードでした。

振付師も、司会もいて、なかなか見ごたえがありました。

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